カッコつけたがり症候群で天性のアホの子が勘違いされました。【刀剣乱舞】

タスケテーぐーぐ○先生！ ページ3

貴方side


「…ガサゴソッ」


「……」


「…ガサガサッ」


「……」


「…ガサササササササッ！！！」


「うるせーよッ！！！」








「……ホーホケキョ♪」








どうやら俺の眠りを妨害する音の元凶は鶯らしい。


誰が鶯の鳴き声とかロマンチックな起こし方頼んだよ。


てか今日は日曜日だから起こさな…


「………………………鶯？」


なぜ俺の部屋で鶯の鳴き声がするんだ!?


俺は横たわっていた体を勢いよく起こした。


ちなみに目は開いていない。


というか開かない。


「いった…」


身体中が痛む。


きっと昨夜のサイドテーブルとの格闘の所為だろう。


なんて不毛な戦いだったんだ(白目)


まぁそんなことはどうでもいい、取り敢えず俺の部屋にいる鶯をなんとかしなきゃ。


「ん……」


鶯が俺の部屋にいるということを何故か割とすぐに受け入れた俺は、未だ開ききってない目を無理やりこじ開けながら、スマホが置かれているサイドテーブルの方向へ手を伸ばした。


「こういう時はグー○ル先生に頼るのが一番手っ取り早いからな」


そんなグ○グル先生に頼る気満々の俺が目にしたのは



スマホはおろか、サイドテーブルでもなかった。


俺の目と手の先にあったのは…





「地面…？」






え？




いやちょっと待ってよ？



地面？


じめん？


ジメン？


JIMEN？



おう。


おーけーおーけー。









「俺の部屋は何処(いずこ)に!?」

もし起きた瞬間見知らぬ森にいたら色々と覚悟したほうがいいですよ。→←テーブルとの格闘は絶対にオススメしません。

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