いきなりモテ期到来した件について【ヒロアカ】 (ページ4)

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個性把握テストページ4

入学式、と思いきや校庭に連れてこられた私達。どうやら個性把握テストをやるらしい。

しかも最下位は除籍。いくらなんでも鬼畜すぎる。どうしよう、除籍される未来しか見えない。

『どどどどうしようかっちゃん……。私除籍されちゃうかも』

勝己「心配しなくてもAならフツーにやってりゃ勝つだろ」

かっちゃん!!そうだよね。とにかく、頑張ろう。

まずは50m走。手のひらから火を出せばいけるかな?いやいや、始めからそれは負担が大き過ぎるか?

「よーい、スタート」

はっ、やばいやばい考え事してたら遅れちゃった。とりあえず質力最大!

ボォォォと炎を出して進む。かっちゃん程の勢いはないけどまぁ良しとしよう。

「5秒56」

中学の時よりは上がったかな?
よし、この調子で頑張ろう!

握力。これは個性の使いようがないな。とにかく力を振り絞るしかない。

『ぐっ、とりゃぁぁぁぁ!』

大声を出して測ったものの21キロという結果に終わった。うん、個性使えなかったし、他ので頑張ればいいよね!

その調子で炎の個性を使いまくって全ての種目を終わらせた。

ただ反動として凄く暑い。体から汗が湧き出てる感じ。

あ、やばいふらっときた。倒れそうになった瞬間、ポス、と何かが当たる音がした。

勝己「ったく、無理し過ぎなんだよ」

保健室から取ってきてくれたのかアイスを渡してくれた。

『ありがとう』

そういうと乱暴に頭を撫でられた。