いきなりモテ期到来した件について【ヒロアカ】 (ページ11)

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すれ違いページ11

かっちゃんside

今日は朝からAの様子がおかしい。もしかして、昨日の聞かれてて、それで俺を嫌いになった、とかか……?

久しぶりの1人に戸惑いながら、教室へ向かった。ドアを開けようとした瞬間、Aの声が聞こえる。デクと話しているみたいだ。

出久「へっ!?い、いいいやあの気持ちは嬉しいんだけど、僕は………。もちろんAちゃんのことは好きだけど恋愛感情じゃなくて、そのー、種類が違うというか」

後の言葉が聞こえない程、頭が真っ白になった。Aが………デクのことを、好き。

その場に呆然と立ち尽くしてから、飯田に声を掛けられてはっと我に返る。

飯田「おはよう、爆豪君。そろそろホームルームが………」

無視して出会い頭にデクを軽く殴る。

『ちょっと!』

Aが立ち上がる。デクデクデク…………。

勝己「うるせぇ、てめェには関係ねーだろ」

言い過ぎた、なんて感情も悲しさで打ち消された。
涙が出そうになるのを必死に堪えているからか眉間に皺がよる。Aはぽかんと立ち尽くしてから、口を結んで、少し悲しそうな顔をして、何も言わずに座った。

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この世界線の爆豪君はAちゃんに怒られるので、出久君へのいじめが多少マイルドになっています。それでもAちゃんのいないところでノートの爆破とかはしてる模様。