Diable et une fille (ページ7)

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陀話ページ7

「お邪魔しますわ」

誰もいないはずなのに叩き込まれた礼法がつい口から漏れてしまう

「お姉さま………？」

「ノエル」

けれどそこには探してる妹が何故かいて

状況が飲み込めずに狼狽えていると、ノエルが手短に話してくれた

……………そういう所が気に食わないというのに

なんてそんなことを今言えるはずもなく、私は気づかれないように強く手を握りしめていた

「それで…………って、聞いてますの!?」

「あー………うん。料理ができないって話でしょ」

「全然違いますわ!!」

適当に話を流していたら、ノエルに怒られてしまった

そもそも長い人の話を聞くのは得意ではないのだ

苦手なことをやらされてもそうそう簡単に出来るはずがない

「おいノエル………お前、あの時の」

「え？」

後ろから声をかけられたと思って構えると、そこにはあの悪魔がいた

なぜ。どうして。ここに

ノエルに再会したした時よりも私の頭は混乱して

気づいた時には私はベットに寝かされていた

「目が覚めたか」

「あのまま私は倒れたのね」

「あぁ。それはもう盛大にな」

クククと笑う悪魔に私はただ頭を悩ませることしかできなかった