＃１０２ 私の決意 ページ2
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雄登「あれ、Aこんな時間から外出んの？
今日オフでしょ？早くない？」
『んー
最近熱っぽいのが続いていたから病気行っとこうと思って
念のため、ね』
雄登「ふーん…じゃあ俺ついてく」
『は？仕事は？勉強は？』
雄登「病院行ってから勉強するし仕事は夕方からだからだいじょーぶ」
ほら行くよ、と背中を押され、大した熱も無いというのに、私は弟に付き添われながら病院へ向かうことになった
雄登「最近さ、Aと全然顔合わせなかったじゃん
たまにはゆっくり話したかったんだよね」
『何か相談事？』
雄登「じゃなくて、普通に色々」
『どうしたのよ、いつでも話せるのに』
雄登「いや、なんかさ
最近Aがいなくなっちゃいそうな気がして」
『ちょっと会わなかったくらいで大袈裟だよ(笑)』
雄登「ほんと、心配してた
仕事で関西行く時とかさ、そのまま帰って来なくなるかもって
前までは全然そんなこと思ってなかったのに」
『なんでだろうね
私たちずっと一緒だからじゃない？
同じ親から産まれて、一緒に育って、事務所に入っても一緒で、被ることは無かったけど学校も一緒でしょ
お互い仕事が忙しくなって、雄登は大学もあるし私は地方での仕事が増えたから、帰る家が一緒でも顔を合わせることが減っちゃってそう思うんじゃないかな？』
雄登「そうなんかな〜」
『そうだと思うけどな』
雄登「それもあるんだろうけどさ、なんかこう…漠然と
…弟の勘ってやつかな」
『なにそれ(笑)
私がいなくなるなんて、無いよ絶対』
雄登「今は無いなって思えてるよ
こうして隣歩いてると、勘違いかって」
『お姉ちゃんのことが大好きだな〜雄登は』
雄登「大好きだよ(笑)
俺、誰よりも最高の姉を持ったって自覚してるからさ」
『それは嬉しいよ、私の自慢の弟くん』
雄登「だからさ」
『んー？』
雄登「急にいなくなったりとかやめてね」
『心配しなくても
私はずっと私のいるべき場所にいるよ』
少し背伸びして、雄登の頭を撫でる
こんなに大きくなっても、まだまだ子供だな、なんて
私が言えたことじゃないんだろうけど
雄登がこんなこと話すなんて珍しいから、安心して欲しかった
私はここにいるよってね
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みるく - 更新ありがとうございました！初めはえ、ふっ/かさん！？と驚きましたが、妊娠発覚後の展開に感動しました。スノや他グループとの関係もとても良かったです！ (9月25日 16時) (
レス) @page33 id: 38cb82c585 (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - リクエスト フッカさん誕生日祝ってほしいねです (2022年5月6日 2時) (レス) id: db954a83a9 (このIDを非表示/違反報告)
ユア(プロフ) - 更新ありがとうございます。幸せになってほしかったので気持ちが通じあって嬉しいです！他のグループの交流も嬉しいです。また更新も楽しみにしています♪ (2022年3月14日 2時) (レス) @page33 id: c716224e6e (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 130ページの身長がサンタになってます (2022年3月14日 1時) (レス) @page31 id: db954a83a9 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！やっと那須ちゃんが幸せになれそうで本当に嬉しいです(T . T)これからもご無理なさらずに、、更新楽しみにしてます！ (2022年3月13日 23時) (レス) @page33 id: ac3e3f6b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 美優
| 作者ホームページ：http:twitter.com/iam_angel6
作成日時：2021年6月13日 14時
