＃５４ ページ4
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翔太くんと2人で準備係になってしまった私は
他のメンバーが来るまでに料理を完成させようと、バタバタ動いていた
手伝ってくれようとした翔太くんを座らせて、やるべきことに夢中になって
必死にお腹の痛みを忘れようとしていた
急に決まったご飯会
怠い身体に鞭を打って、事務所に出向いて
心配した雄登が様子を見に来てくれて
私たちの会話を聞いた翔太くんが、声をかけてくれたけど
生理だから動けない、なんて言えなくて、笑ってスルーして
『も〜 目黒くっつかないで！重い！』
目黒｢なんかA、今日身体熱くね？？｣
『熱くないから！』
目黒｢そ？無理すんなよ｣
危うく目黒にバレそうになった
だから嫌なの、勘の良い人って
ポン、と手を置かれた頭に熱が集まった
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Meguro side
少しずつ顔色が悪くなっていってるAが心配だった
笑顔もぎこちないし、さっき確認したら身体も熱かったし
気になるからずっと隣を陣取って様子を見ていた
深澤｢うあ〜めちゃくちゃ美味いんだけど
A今度ウチ来て作ってよ｣
『材料揃えておいてくれるなら
ねぇ、それよりこの部屋寒くない？』
深澤｢10人集まると暑いからってさっき冷房下げたんだよね
ちょっと上げる？｣
『うん…』
温度を上げに席を立ったふっかさん
なんで隣にいる俺に言わねぇんだよ、コイツ…
ボーッと自分が持つコップを見ているAを見てため息をつく
目黒｢なぁ、A？｣
『……』
目黒｢……A？どうし、｣
バタッ
声をかけても返事が返ってこなくて、代わりに聞こえてきたのはAが床に倒れた音と、Aが持っていたコップが割れる音
ふたつの音が賑やかな部屋に響き、一気に静かにさせた
目黒｢A！？｣
慌てて倒れたAを抱き起こす
やっぱり身体は熱くて、顔は青白くなっていた
深澤｢とりあえず割れたコップ、危ないから片付けよう｣
岩本｢康二はラウといて｣
ラウール｢Aちゃん大丈夫…？｣
阿部｢今日ずっと体調悪かったのかな｣
渡辺｢あ、そう言えば…
弟が来た時、体調大丈夫か声かけてた｣
深澤｢…那須に聞くか｣
ラウール｢俺那須くん呼んでくる！｣
向井｢じゃあ俺も行ってくるわ｣
バタバタと部屋を出ていった康二とラウール
ソファに寝かしたAは、少し苦しそうに顔を歪めていて
俺はただ彼女の手を握ることしか出来なかった
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ゆめ - 更新ありがとうございます。深澤担としては深澤さんと幸せになってはほしいのですが、しょっぴーとのこれからも気になります。次の更新も楽しみにしていますね！ (2021年6月4日 23時) (
レス) id: ce02170ebe (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちゃん(プロフ) - 深澤推しだからどうしても深澤の応援をしたくなってしまう、、っ！！しょったあ、やっと素直になったのかあ！こんな大変な世の中ですが、お体崩されないよう、いつもお話たのしみにしてます！ (2021年5月24日 14時) (レス) id: 59b48e649d (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - 素直になった渡辺くんー！！！！！更新たくさんでうれしいです！！ (2021年4月10日 17時) (レス) id: 0b41a58c52 (このIDを非表示/違反報告)
NiCO(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！翔太オチを期待して読み始めたので翔太オチだったらありがたいです(涙)更新楽しみに待ってます。頑張ってください(*^ω^*) (2021年4月10日 15時) (レス) id: ff9e853eae (このIDを非表示/違反報告)
柊 美優(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます（泣）これからも期待に応えられるよう頑張ります！^_^ (2021年4月9日 23時) (レス) id: 477a867656 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 美優
| 作者ホームページ：http:twitter.com/iam_angel6
作成日時：2020年5月30日 20時
