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〜A〜
志摩｢ガールズインターナショナル宛の荷物で、送り主は青池透子か、別の名前か｣
受付｢良く覚えてますよ。すっごく楽しそうっていうか嬉しそうで。とにかくかなり興奮されていたようでしたけど｣
受付のお兄さんは私を見て困惑してたけど、唇に人差し指を当てて内緒ってポーズを取った
同じ人間が同じことを2回も聞きに来て、何で？ってなってる
ウサギの在処も分かり、もう手が出せないとこにあると、密行に戻った
伊吹｢警察もBも綺麗にやられたな｣
志摩｢彼女の人生は何だったんだろうな｣
伊吹｢何言ってんだよ志摩ちゃん。そんなこと俺らが決めることじゃないっしょ｣
他人が他人の人生に口出す権利は持ち合わせていない
それでも私は青池ちゃんのしたことをずっと覚えてるってだけ
ただそれだけ
志摩｢Aお前。全部調べてたろ｣
｢え、何が｣
志摩｢ウサギ。宝石。いつからだ。いつから気付いてた｣
｢薬局の防カメ見たとき。急いで逃げなきゃいけないのに入ってたから疑問に思ってた｣
志摩｢だから……｣
伊吹｢もういんじゃない。過ぎたことだし｣
志摩｢よくないだろバカ。もしかしたら青池は助かったかもしれないんだぞ｣
｢それはないでしょ。あの時点では居場所も何も分かってなかった。間に合わなかったんだよ。どっちにしても私達は｣
志摩｢はぁ……。密行終わりまであと9時間｣
伊吹｢相手の本性を知るには生死がかかった瞬間を見るといい。2人の本性が死にたいやつだったとはな｣
志摩｢昼間のことまだ言ってんの？何でもねぇよ。ハッタリかましただけ。ない頭で深く考えんな｣
伊吹｢あんなマネ。二度とすんじゃねぇぞ｣
志摩｢………合点承知の助｣
｢フフ｣
伊吹｢笑ってるけどAちゃんもだからね？｣
｢私はちゃんと防弾ベスト着てたよ｣
伊吹｢頭だったけどね！？銃口向いてたの！！｣
｢まぁまぁ。誰も怪我しなかったんだから｣
伊吹｢Aちゃんが怪我した｣
｢大丈夫だよ。診てもらったけど何ともなかったし｣
伊吹｢でも！女の子に傷がいっぱいできるのは嫌じゃん。だからやめてね。絶対に、お願い｣
『どうか……強く清く…生きて……』
零れ落ちた命はあまりにも重すぎて簡単に手放した
あのときもし、すくい上げていれば私は何か変われただろうか
伊吹｢返事はー？｣
｢合点承知の助〜｣
伊吹｢全然響いてないんだけど｣
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Mmmm(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2023年2月12日 19時) (
レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - Mmmmさん» コメントありがとうございます！更新の予定はめちゃくちゃあります！ラストまでの展開も全て考えているんですが、ついつい他作品ばかり更新してしまい、この作品が手付かずになってしまってる状態です……(汗) (2023年2月12日 19時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
Mmmm(プロフ) - すごくいい小説ですね！思わず更新停止しているにも関わらず一気読みしてしまいました☺️これから更新される予定はありますでしょうか？ (2023年2月12日 16時) (レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2022年12月5日 9時
