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〜A〜
伊吹｢ミッシング。1億円のウサちゃんを捜せ｣
陣馬｢逃げてる最中に命が助からないと分かって奪われるくらいなら捨ててやる。神田川に捨てた｣
桔梗｢1億円を川に捨てる？｣
志摩｢警察にも暴力団にも渡したくないとなったら捨てるかも｣
伊吹｢ピンとこない。何かこう、ほとばしる青池ちゃんのバトルオーラ……｣
志摩｢そういうふんわりした話しはやめろ。Aはどう思う。ウサギの在処｣
｢さぁ……｣
伊吹｢一生懸命見てんねぇ｣
どこなら綺麗に生きられるだろうか
青池ちゃんは綺麗に生きたかったのだろうか
2年前から自分は汚れてしまったと感じ、汚いお金に手を出した
褒められることではないけど、昔の自分を取り戻したかっただけ
目を閉じて思った
青池ちゃんの希望はあのウサギで、自分の命よりも賭けに勝つことを優先した
あっ！！
あのバスの隣りを走ってた運送トラック
あれに希望が乗ってた
窓にもたれていたのは最後の最後まで見ていたかったから
九重｢青池透子は誰を助けたんでしょうか｣
九重くんが良いとこに目をつけた
九重｢助けるって誰を？｣
伊吹｢何が？｣
九重｢うん？いや、あの。最後のツイートに、わたしが助けるって｣
桔梗｢前後を読みなさいよ。わたしが助ける 自由になれる そんなの嘘だ。つまり助けると言って助けててくれなかった警察への揶揄。恨みつらみ｣
陣馬｢九ちゃん。もっと心の機微を学ぼうか｣
会話が成り立ってなさすぎる
九重｢ほんとに意味が分からないんですけど。だってこれのどこが恨みなんですか？何もできない そんなのは嘘だ わたしが助ける 最後に一つだけって｣
何かに気付いた志摩くんは勢いよく立ち上がった
志摩｢逆だ。読む順番｣
九重｢逆に読んでたんですね。つぶったーは新しいほうが上なんです｣
これもジェネレーションギャップってやつかな
私はちゃんと下から読んでたから九重くん側
九重くんのお手柄に志摩くんと伊吹くんと陣馬さんにもみくちゃにされる
志摩くんがそういうのに参加するなんて珍しい
桔梗｢誰を助けたのか。弱くてちっぽけな小さな女の子にかかってる？｣
志摩｢逃げられない 何もできない｣
伊吹｢それ見たわ｣
捜査報告書の中からある写真のとこで止まった
見つけた。見つかった
青池ちゃんの希望が
私はこのまま口を出すつもりはない
願いと想いを必ず届けさせる
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Mmmm(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2023年2月12日 19時) (
レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - Mmmmさん» コメントありがとうございます！更新の予定はめちゃくちゃあります！ラストまでの展開も全て考えているんですが、ついつい他作品ばかり更新してしまい、この作品が手付かずになってしまってる状態です……(汗) (2023年2月12日 19時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
Mmmm(プロフ) - すごくいい小説ですね！思わず更新停止しているにも関わらず一気読みしてしまいました☺️これから更新される予定はありますでしょうか？ (2023年2月12日 16時) (レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2022年12月5日 9時
