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〜A〜
｢何してんの？｣
スタンガン片手に女の子に手を伸ばそうとする男の顔に回し蹴りを食らわせた
これ単発で決まることあまりないのに、犯人が油断しててくれたおかげかな
｢真木カホリさん？｣
真木｢((ｺｸｺｸ!!｣
｢怖かったね。遅くなってごめんね｣
上着を着せてあげて、逮捕しようと振り向くと足にスタンガンを当てられた
ちょ、痛い痛い！
スタンガンも一緒に蹴飛ばせば良かった！
恨みこもってるから、ちょっと強く手を蹴ってスタンガンを飛ばした
真木ちゃんいなかったら背中踏み付けて手荒く逮捕するのに
二つめのスタンガンでやられないよう、あらかじめ遠くに投げ捨て腕を捻り上げた
｢あんたのせいで多くの女性が傷付いた。そのことをしっかり反省しな｣
手錠をかけると息を切らせた伊吹くんと文句ありげな志摩くんが到着
志摩｢連絡どうした｣
｢ここにいる確証はなかった｣
志摩｢動くなら連絡しろ。何かあってからじゃ遅いだろ｣
｢何かある前に逮捕したから大丈夫だよ｣
犯人は毛利さんに渡して保護した真木ちゃんは、彼らと泣いて抱き合った
今回も……間に合わなかった
泣かせた
心に傷を作った
犯罪者を1人でも多く捕まえたところで贖罪にもなりはしない
彼らは家裁送りとなり、桔梗さんは重い処分にならないことを願う
理由はもちろん、未成年に関わらずネットで実名と顔写真が出回った
デジタルタトゥー
拡散される彼らの情報は消えずに半永久的にネットに残る
罪を裁くのは司法の役目
世間が好き勝手に私的制裁を加えていい理由にはならない
成川くんは家に帰ってないまま行方不明
陸上部の名簿は全てシュレッダーにかけられたあと
そりゃ学校で違法物を売ってたら校長のキャリアに傷がつく
何としてでも隠し通したい
伊吹｢隊長。今夜飲みに行きませんか。4機捜の親睦会も兼ねて｣
桔梗｢みんなで行ってきて。私これからデートなの。じゃ、お疲れ様｣
伊吹｢あんな堂々とキャッキャウフフいいな｣
神馬｢子供だよ。桔梗の子供｣
志摩｢小さい息子がいるんだ｣
桔梗さん抜きで飲みに行くことが決まったのはいいけど、九重くんのパスは許されて私が強制参加されられる意味とは
休みの日まで同僚と顔を合わせなきゃいけないなんて地獄じゃん
伊吹｢れっつごー。ほらほらAちゃんも｣
志摩｢伊吹。酒の勢いであんまAに変なこと聞くなよ｣
伊吹｢んー……OK｣
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Mmmm(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2023年2月12日 19時) (
レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - Mmmmさん» コメントありがとうございます！更新の予定はめちゃくちゃあります！ラストまでの展開も全て考えているんですが、ついつい他作品ばかり更新してしまい、この作品が手付かずになってしまってる状態です……(汗) (2023年2月12日 19時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
Mmmm(プロフ) - すごくいい小説ですね！思わず更新停止しているにも関わらず一気読みしてしまいました☺️これから更新される予定はありますでしょうか？ (2023年2月12日 16時) (レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2022年12月5日 9時
