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〜志摩〜
伊吹｢いたずら通報来ないかな。はいっ、いたずら通報来ないかな。はいっ、いたずら通報……｣
志摩｢うるさい！嬉々として虚偽の通報を待つな｣
伊吹｢だって今日は3機捜のヘルプで西武蔵野署管内の当番なんだぞ〜。俺だったら必ず捕まえる。そこいらのチンピラに足で負ける気がしない｣
志摩｢はいはい。速い速い｣
伊吹｢心がこもってない｣
志摩｢すっごく速いですよねえ｣
伊吹｢Aちゃん！褒めて｣
志摩｢だから前見ろ。運転中に振り向くな。事故ったらどうすんだ｣
事あるごとにAに絡もうとする
肝心のAは伊吹なんかに、これっっっっぽちも興味の欠片もないから適当に上手くあしらう
無線【警視庁から各局。西武蔵野署管内、中堤町つつみ市民公園内の公衆電話より緊急通報。現場周辺のPMは急行されたい。通報者は若い女性。黒い帽子の男に追われている】
伊吹｢よっしゃ。来た来た来た｣
何でこんなテンション上がってんだ
公園につくと見た感じでは誰もいない
志摩｢いたずらか本物か。この辺りを捜すか｣
伊吹｢手っ取り早くいかない？｣
志摩｢うん？｣
伊吹｢警察だー！悪い人！出てきてくださーい！！｣
志摩｢なるほど。本物の犯罪者であれば出てこいって言われたら出てこない｣
伊吹｢だけど、いたずらであれば？｣
階段から缶が転がり落ちてきた
そこには黒い服の黒い帽子の男
志摩｢勝てるんだろうな｣
伊吹｢任せとけ。余裕｣
やる気満々の伊吹をよそに犯人は逃げない
志摩｢合図待ちか？｣
伊吹｢よーいドン？｣
志摩｢こういうときにかける言葉｣
伊吹｢ああ｣
志摩/伊吹『待て警察だ！！』
やっと逃げた
伊吹｢行ってきます｣
志摩｢はい。行ってらっしゃい｣
さてと、ただ待ってるのもアレだな
車に戻るとAが降りてどっかに行こうとしてた
志摩｢こらこらこら。何してる｣
｢公園の裏手に行こうかと｣
志摩｢俺も行くから乗れ｣
｢いいよ別に｣
志摩｢いいよじゃなくてさ｣
｢はぁ……｣
志摩｢助手席乗れば？わざわざ後ろ行くなよ｣
｢えーもう。注文多いな｣
乗らないのかよ助手席
志摩｢信じてないのか。伊吹のこと｣
｢どうだろうね。伊吹くんが速いのは認めるけど｣
志摩｢単独行動は控えろよ。お前は怪我人なんだから｣
目と手を怪我してるのに誰かを頼るなんてせず自分だけで遂行しようとする
報告書書くのだけは俺に丸投げされるけど
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Mmmm(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2023年2月12日 19時) (
レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - Mmmmさん» コメントありがとうございます！更新の予定はめちゃくちゃあります！ラストまでの展開も全て考えているんですが、ついつい他作品ばかり更新してしまい、この作品が手付かずになってしまってる状態です……(汗) (2023年2月12日 19時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
Mmmm(プロフ) - すごくいい小説ですね！思わず更新停止しているにも関わらず一気読みしてしまいました☺️これから更新される予定はありますでしょうか？ (2023年2月12日 16時) (レス) id: 08ad53504d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2022年12月5日 9時
