十年の再会【続き】 ページ12
まさかの…中学時代の苦手な人たちに再会しちゃうとは…
ってあれ?マサイ君も苦手な人たちのはず…え?
マ「実はさ、コイツらと動画の仕事しててさ。YouTuberやってんだ!」
YouTuber!?
『そうなの!?』
マ「そう!でさ…ごめん!ちょっとコイツに話があるから!」
また、私の手を引いて…外に出た
マ「ちょっとさ…歩こうぜ?」
『でも、シルク君たちは?』
マ「アイツらは平気…ほら…行くぞ…」
先に歩き出して行く後ろ姿に追い付く
『話って?』
マ「いやぁ…あのさ…変わったな?お前…」
『マサイ君も最初誰かと思った…』
マ「マジで?そんな変わった?」
『うん、見間違えるほど♪』
マ「そうか!Aは、何の仕事してんの?」
『私は…普通に会社員…』
マ「大変か?」
『うんー大変…かな〜?』
マ「俺さ…あの…ん"ん〜」
『wwなに?』
マ「ふぅ…ずっとAの事が好きだった…小学生の頃から…高校違って…もう会えないと…」
『ちょっと待って…え?こ…告白?私が好き?え?聞き間違い…じゃ…ない、よね?』
マ「おう!俺さ…」
向き合って、私の目を見つめ…
その純粋な瞳に引きづり込まれるようだった。
マ「Aの事が好きだった…いや、今も好きだ!俺と付き合ってください!」
『よろしくお願いします…(涙)』
マ「泣きすぎだよ〜」
『だって〜ずっと…ずっと私だけ…マサイ君を好きなのかなって…告白の勇気なくて〜(涙)』
マ「泣くなよ〜!」
頬を伝う涙を親指で拭った
マ「じゃあ…戻るか…」
と歩き出したが…繋いだ手が恋人繋ぎになっていた。
その1年後、プロポーズされたのは、まだ後のお話。
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作者名:魚Aya | 作成日時:2020年5月21日 23時