「王子様(？)」 ページ2
渚side
「ゴメン。限界」
背後からそんな呟きが聞こえたあと、何かが倒れる音がした
ドサッ
さっきの呟きは、鏡音さんが発したものだった。
磯貝「！？鏡音！！」
渚「鏡音さん！」
急いで体を抱き上げる
その体はとても熱かった
烏間「どうした！」
渚「急に鏡音さんが倒れて…」
カルマ「ウィルスに罹ってたんだよ、鏡音ちゃん」
殺せんせー「なのに無理して此処まで来たんですね」
そのとき
ガストロ「てめえらに、薬なんぞ必要ねぇ
ガキども、このまま生きて帰れると思ったか？」
殺し屋たちの登場に、皆が構えた
烏間「お前たちの雇い主は倒した。戦う理由などない筈だが？
俺は回復した、生徒たちも十分強い。これ以上互いに被害が出ることはやめにしないか」
ガストロ「ああ、いいよ」
え？いいよ？
ガストロ「ボスの敵討ちは、契約には含まれてねえ。それに言ってる
てめえらには薬なんぞ必要ねえって。」
スモッグ「お前等に盛ったのはこっち、食中毒菌の改良版。
後３時間は効くが、それ以降になると無毒になる。ボスが使えと言ったのはこっち」
ビンを取り出して丁寧に説明してくれた
千葉「じゃあ、鏡音は…」
スモッグ「ああ、菌に侵されたまま動き回ったからだな。
こいつの体についてこれない様な動きでもしたんだろう」
限界ってそのこと！？
殺し屋達は去っていった
彼らなりのエールを残して
殺せんせー「それで…鏡音さん。誰が負ぶりますか」
「「「は？」」」
殺せんせー「超人気アイドルを運べるんですよ。誰がします？」
にやにや笑いながら訪ねる殺せんせー…
その視線は、確かに鏡音さんの胸に向いていた。
カルマ「千葉君やったら？王子様になれるよ〜」
千葉「え、まあ。別にいいけど」
殺せんせー「ああ、私が千葉君ならなぁ…」
茅野「殺せんせーうるさいよ」
結果、千葉君が鏡音さんを運ぶ事になった
…姫抱きで。
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にゃにゃにゃ - 面白かったです★ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 4239b48e71 (このIDを非表示/違反報告)
美氷空リリサ(プロフ) - アサミィさん» コメントありがとうございます！これからも楽しみにしていてくださいね！ (2017年11月17日 17時) (レス) id: d27e7d6f13 (このIDを非表示/違反報告)
アサミィ - 面白いです！続きを楽しみにしています！ (2017年11月17日 16時) (レス) id: 4b0b8ba6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美氷空 リリサ | 作者ホームページ：http://kabepurodaisuki
作成日時：2017年3月31日 10時
