暗殺教室で歌を使った小説 (ページ7)

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４班で透明エレジーページ7

あるビルの屋上に奥田愛美は1人揺れる影がずっとずっと
「ずっと俺らの愛はもう見つかりはしないでしょ？」と赤羽カルマが思った瞬間
彼女は屋上から落ちた
「奥田さんっ！奥田っ！」と叫ぶ声が5人ほど
赤羽カルマ潮田渚杉野友人神崎有希子茅野カエデ

奥田side
いつも言いたいことはここに入れて言葉を飲み込む音が聞こえた
息も止めて、学校に行く通学路でいつも1人
暮れた夜も混ぜては喉の奥に後悔を落としてゆく
昨日のことなんて思い出さないわすれました
明日のことも思い？出せ？なくて？

あぁもう痛い痛いなんて心がそう言ってるけど
カルマくんたちの声は確かに届いてたんです
カルマくんたちが「嫌い」きらいなんて言葉錆び付いて聞こえませんなんて言ってるかもわかんないのに
愛？のない？痛い容態
それだったら死ぬ？これでお別れにしよう
あるビルの屋上にカルマくんたちを呼んで･･･
私がみんなに送る言葉

カルマside
最上階から見た景色は落ちる影がずっとずっと「ずっと俺らの声も聞こえてなかったのかな･･･」