愛しています【橙】

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Youside







『隆弘〜起きて』








いつものように寝起きの悪い隆弘を起こす。









隆「んーおはよ。」









そう言って隆弘は眠そうに目をこすりながら









体を起こした。









隆弘は最近ソロの仕事が忙しいらしくて、









家にいる時間が少なくなってきた。









"寂しい"なんて隆弘に言えるはずもなくて、









今日もソロの仕事がある隆弘は









隆「行ってきます。今日も帰り遅いかも」









なんて言って家を出てった。









『そっか。行ってらっしゃい。』









私は寂しい気持ちがバレないように笑って、









隆弘を送り出した。









隆弘が仕事に行って、私は洗濯物を外に干そうとした瞬間









ﾌﾗｯ









めまいがした。









『あれ、どうしたんだろ。』









一時的なものだと思い私は家事を終わらせた。









今日は出勤がいつもより遅いから、









とりあえ頭痛薬を飲みソファに寝転がった。









しばらくして時計を見ればもう家を出なければ行けない時間で、









私は急いで家を出た。









会社につき、いつものように仕事をしていると、









会社の同僚である久美から









久「今日顔色悪いよ、大丈夫？」









と聞かれた。別に今は何も無かったから、









『大丈夫、ありがと』









とだけ答えて仕事に戻った。









大丈夫とは答えたものの









でもやっぱりふとした時にめまいはして、









体調は少し悪かった。









お昼になって、久美から









久「ご飯いこ！」









と言われ、軽く『うん』と答えて









立ち上がろうとした瞬間、まためまいがした。









でもそのめまいはさっきまでの軽いものではなく、









私はそのままその場に倒れた。









遠くから聞こえるのは久美の









久「大丈夫っ？A！A！」









と言う声がだんだん遠のいていった。









そこで私の意識は無くなった。

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