魅力するヴィラン (ページ8)

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Ⅶ ページ8

急いでアジトから出て近くの路地裏に入り“大型の黒い犬”に変形
あまり小さい犬だと後で体が悲鳴を上げるので大型にした

そして弔の匂いをたどりずーーーーーと下を向いているとドン！！と
人に当たった

その人は私をみると「ひっ！！」と声を上げ逃げていった

前を見ると木椰区ショッピンクモールが前に見えた

私はその中にはいり注目を浴びながら匂いを嗅ぐ

クンクンと色んな奴らの匂いに惑わされかけながら進み前を向く

「……知らないな」

と言う弔が見えた

どうやら話は終了していたようだ

私は弔の後ろから周りこみ見上げる

『迎えに来ましたよ、弔』

急にまとわりついてきた犬に怪訝そうにしていた弔の目が見開くと
「マシな女か…」と言った

『ええ』

「そうか……あぁそれより気をつけとけな緑谷
次会う時は殺すと決めたときだろうから」

と捨て台詞をはくと人混みの中に入っていった

私は丸顔とモサモサをニャと笑いながら見てから
人混みに入っていく

私は小走りで人混みを掻き分けショッピンクモールの外に歩いてる弔の
所まで近づき見上げる

ゾクゾク！！！！

背筋がブルブルと震えるほどの興奮が沸き立つ

何かを見つけた瞳
何かを見つけた喜びの口

何かの“信念”見つけた顔

すべてが私を興奮させる

面白くなりそうだ

信念を見つけた奴は強くなる
その自論があってるかは知らないがこの人は必ず強くなる
と確信している

「…なぁ」

と興奮していると弔に声をかけられた

「お前がいるということはアイツらも仲間に入ったのか」

『そうですよ』

「後、敬語やめろ、お前の敬語は気持ち悪い」

さいですか。

『分かった、あそこの路地裏で黒霧さん待ってるよ』

と顎で少し薄暗い路地を指す

「…あぁ」

と言うと路地裏に入っていきスタンバイしていた黒霧さんが
ワープゲートを開きその中に入っていった

私もその中にジャンプしてはいった

(楽しくなってきた)

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