魅力するヴィラン (ページ6)

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Ⅴ ページ6

無言で入ったので気まずいと思ったが瞬間頬の近くにナイフが刺さった

『…』

刺さった瞬間にトガちゃんの後ろに回り込み
両手の刀をトガちゃんの首に添える

「…あれれ！？」

「んなッ…」

『何…しようとしてたトガちゃん？』

「血を貰おうかと…！！」

と予備のナイフを後ろ向きに切りかかろうとしてきたので
背中を後ろに仰け反らせバクテンする
バクテンの最中に足をトガちゃんの手首に当て予備のナイフを飛ばす

「あで！！！」

トガちゃんは手首をさすり後ろに下がり壁に刺さったナイフをとり
接近戦に挑もうとしてきた

私はトガちゃんのナイフを持っている手の手首を掴み引き寄せもう片方の手で
首をつかみ押し倒す

「えへへ、負けです」

『…はぁ』

と立ち上がり壁にもたれ掛かり目を見開いてる
荼毘に目を向ける

『…やる？』

「いや、やめておく」

荼毘はハハッと乾いた笑いをした

『んじゃ見てきますか』

「どこに行く」

『さぁ』

と扉を開け出た

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