魅力するヴィラン (ページ12)

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Ⅰ㍉ページ12

死柄木side

最初Aの事は無愛想で名前しか教えないから
今も下の名前でよばなくてはいけないし

かと思えばデカい犬になって迎えにきて
愛想が良くて

バーでは次の作戦についてもう気付いてやがるし

それにブローカーに頼んでも“先生”に頼っても
あいつの情報が、出てこなかった

おかしい

ブローカーならまだしも“先生”の力でもアイツの過去が分からない

これは確実にヒーロー仕業だ

警察や検察、公安どこでも“先生”の権力は絶大だ

まあ、先生を知っているのは一番上のものしか知らないが

絶大な力を持つ先生の権力を持ってでも分からないとなるとヒーローが
隠しているということになる
それか徹底的にアイツの過去の記録を消したかだ

たぶん、二つともだろう

バレてもいい奴はパソコンのどこかに隠して
絶対にばれたらいけないことは紙か、もしくは紙ではなく記憶か
で記録しているはずだ

でだ、たぶん俺が知ってるのはバレてもいい奴だろう

知ってるのは二つ

色んな首相や幹部、それにギャングやマフィア
そして王を殺すことも戦争に出て真正面の戦闘をする
何百年に一度の殺しの才能を持つもの恐れられている

そして個性が複数であること

まあ、一つ変形とかそういうのだろう
実際に使ってたし

もう一つは分からない

謎が多すぎるお前は何者だ？
何のために殺し屋にになった？
前になにがあった？

なあ、なぜ俺の胸を騒がせる

なあ、___ガチャ

「…っ」

思考が扉の開く音によって遮断された

「あ、弔？あそこの部屋さもう一つベット増やしてほしいんだけど」

ベット？ああ、たしか二つしかなかった

「黒霧に頼め」

「分かった」

俺は一端Aの事をかんがえるのをやめた

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