魅力するヴィラン (ページ11)

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荼毘side

なんか、背中が暖かいな
そんな軽々しく考えていた俺を燃やしたい

「ナッ！！！！！！」

横を見るとそんなバカな
イカレ女二号が眠っていた

あいつ、イカレ女の方にいかなかったのか！？

「ん、あ？」

と俺がナッ！！！！！！と大きく声を出したせいで
イカレ女二号が起きた

「あ、おはよう」

「いや、おはようじゃねぇよ」

「いや、おはようでしょ？」

「ああ、そうだな、でなんでお前が俺のベットに…」

「だってトガちゃんの所行ったら殺されそうだから」

イカレ女の印象少し間違ってないか？

まあ、もしかしたらイカレ女は自分に勝った奴の血が見たいとか
言って刺しそうだな

「はあ…死柄木にベット増やすの頼むか」

「そうだね」

なんか、コイツ俺の調子狂わせてきやがる

イカレ女二号はベットから降りると「さっそく頼むね」と言うと
出て行った

そこでムクッとイカレ女が起き上がった

「よく眠りました～」

とファァ～と呑気に起きた

無性に腹立つ

こっちは朝から焦ったのにアイツは清々しく起きてきた

はあ…と俺は手をおでこにつけため息をついた

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