この度、海軍本部中将を辞めまして～season 5～ (ページ3)

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到着ページ3

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｢へぇ、あなたが噂のフローレンス・D・Aちゃんなのね……。｣

『え、えぇ…、そうですけど……。』

歓楽街の女王"ステューシー"

「若さが違うな！わっはっはっ！｣

｢なんですって？｣ﾄﾞﾝｯ

闇金王″ル・フェルド"

「痛ったーっ！何すんネン！！」

「今のはお前が悪い……」

大手葬儀屋"ドラッグ・ピエクロ"

「あいつの娘というから、いかつい女と思ってたが美女だな」

倉庫業老舗"ギバーソン"

「うんだうんだうんだ♬こりゃびっくり〜♬」

海運王"ウミット"

そして―――…

「待て待て！Aはうちの社員だ！
やめておけ！」

世界経済新聞社社長"モルガンズ"

彼らは、お茶会の行われるホールケーキアイランドに到着し、豚車の中で話していた

「どうしたのAちゃん…黙り込んで」

『あっ、いや…、一度はお聞きしたことのある方々ばかりなので、少し緊張して』

「そんなふうに言われると、悪い気はしないわね
じゃあ、自己紹介は不要かしら
代わりにとっておきの情報を教えてあげるわ
…実は私、昔あなたの父親と恋仲だったのよ」

『……はあ』

「あら、反応薄いのね」

「ビックニュースか！？」

「ナニ嘘吹いてんネン」

「そうよ。嘘。「フェイクニュースか…」
Aちゃんはそういうことに興味はないの？」

『えっと…』

少し考え、Aは答える

『そう、ですね……。父が過去にどなたと、どんな関係を築いていようが、私には関係ないので』

「冷たいな…」

「正論♬」

「ふふっ、やっぱり親子なのね…そっくり。
……恋仲だったっていうのは嘘だけど、彼とは昔職場が一緒だったの。なのにアウルは、一言も言わずに勝手に辞めて、海兵になったのよ。だから―――…そう、同志だった。本人には否定されてるけどね」

『？？昔の職場…？どういうことですか！？』

「あら、娘に何も教えてないのね
……あなたも、父親のこと、何も知らないのね
じゃあ、後でこっそり教えてあげるわ。安心して、これは嘘じゃないから」

『………お願いします』

ﾄﾞｵﾝｯﾊﾟﾊﾟｱ―――ﾝｯ

爆竹がなる音がした。

《始まるよ♪》

《始まるよ♪》

《ママのお茶会の時間だよ♬》

お菓子たちは歌っている。

ｷｷｲ―――…ｯ‼

豚車が止まった。

到着したのだ。

地獄のお茶会が

今、始まる――――――……！！

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