この度、海軍本部中将を辞めまして (ページ47)

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覇気ページ47

-トレーニングルーム

『では、詳しく説明して行きます。
自覚があると思いますが、
皆さんは落ちこぼれと言われていますね』

結構ストレートに言ったなー

『でも落ちこぼれ全員からあなた方を
選んだのには理由があります。』

理由？

落ちこぼれの中の落ちこぼれだから？

『それは、皆さんが努力出来る方だからです
努力出来ない方は選んでいません。
普通の方で努力できる方を選んでも
良かったんですが、結構根性がいるので
落ちこぼれと言われながらも、
努力し続けている皆さんを
選んだというわけです。』

褒められてるのか、貶されてるのか………

「では早速、FE部隊の活動について
詳しく説明しマース
はい、プリントまわして～」

『ｺﾎﾝ……え～っと、
FE部隊として具体的に活動するのは
ちょうど1年後になります！』

「「「えっ！？」」」

「最後まで話は聞いてネー」

『その1年の間、何をするのかと言うと、
まぁ、そのあー……修行？ですね』

「具体的には、
最初の半年で覇気を身に付けて貰いマース
プリントにも書いてあるケド」

ハキ？

『覇気が分からない人～いますか？』

全員手を挙げた

『覇気は制覇の''覇''に、
気持ちの''気''って書いて
覇気って言うんですが、
簡単に言えば
''この世界に存在する生物
すべてが持っている力''です。
例外はあるんですけどね
修行することによって
引き出すことができる力なんです。
本部中将は以上は全員が使えますね。』

「覇気には3種類あるんだけど
そのうち2つは、全生物が持ってて、
あと１つは
数百万人に1人が持ってる力だヨ。
ちなみに、Aは持ってる
私は持ってないけど」

すげー

『話を元に戻します。
みんなが使えるのは２つあると
言いましたが、
それぞれ見聞色の覇気、武装色の覇気と
言います。』

「えーっと、見聞色の覇気は簡単に言えば
見えないものの気配を感じたりする力かな？」

『ええ、そして武装色の覇気は
簡単に言うと、なんだろう、鎧？まあいいや、
鎧を身に付けるような力……ですね。』

「まぁ、口で言ってもわかんないと思うから、
実際にやってみるから、よく見てて」

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