手紙 ページ43
-
「……ってコトで、
FE部隊のトップは私になったので、
改めてヨロシク」
「「「………」」」ﾑｽｳｩ……
「何！？私じゃ不満なの！？
そりゃさー、私にAの代わりが
務まる何て思ってないケドさー！」
「そうは言ってないだろ」
「じゃあ何なの！？」
「僕らは、Aさんが
黙って出ていった事に対してに
怒っているんです。
………まぁ、アリアさんが代わりである事に
不満が無いと言えば嘘になりますが」
不満あるじゃん！
………黙って出ていったのは
私もダメだと思うケドさー
「あの〜、Aさんが出ていく事〜、
アリアさんは〜事前に〜知ってんですか〜？」
「うん、一応ネー、
でも実際出て行く時は、
黙って出て行こうとしてた」
「ってことは、止めたのか」
「うん」
会話が途切れる
皆、Aが居なくなったのが
寂しいって思ってるんだろうな
「なんでなんだ？
なんで、Aは出ていったんだ？」
「私も、知りたいです」
「僕もですね。」
「お、俺も！」
みんなは知りたがってる。
でも、
「………ごめん、今は無理。
この中の誰かが喋ってしまうってコトを
疑っているわけじゃない。
でも、どこで誰が聞いているは
かわからないデショ？」
「「「………」」」
皆は黙ってしまう
「………あのね、Aから皆に手紙を
預かってるの。」
そして私は一人ずつ、
Aからの手紙を渡した
「お前はAが
これを書いてた事知ってたのかよ？」
「いや」
全く気付かなかった
「今日、元帥サンのトコ行って、
部屋に戻ってから初めて気付いた」
私の分も入ってた
ﾋﾟﾘｯ………
手紙を開ける
「えぇ！？」
「マジか……」
「うわ……」
「嘘だろ……」
皆驚く
私もさっき、自分の見てビックリしたしネー
そう、そこには
思わず涙が出てしまうような内容
-
-
ではなく、
-
-
戦闘に関するアドバイスが
びっしりと書かれていた
-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
