2ヶ月 ページ36
-
ﾊﾟﾝｯ ﾊﾟﾝｯ
『空砲……？』
「出てこい、ダダン一家！！」
「我々はモリブ一家だ！！」
「お前らは完全に包囲されている！
大人しく出てこいっ！」
「ハーーーヤーーークーーー」
「ガキが〜どうなっても〜いいか〜？」
ガキってまさか…………！
私は急いで窓の外を見た
ルフィ！サボ！エース！
意識はあるみたいだけど
拘束されて動けないのね
それにしても、この人たちは一体何なの！？
100人もいるじゃない！
ダダンさん達が出てきた
「モリブ、一体何の用だい！」
「あいつらがヤられるなんて！
一体何をしたんだニー！！」
「おいおい！人聞きの悪いこと言うなし！
わしらは睡眠ガスで眠らせただけだし！」
「俺達は、お前らに借りがあるんを
覚えてんか？お前らのおかげで、
ウチの島は半分以上減ったどん！
今日はお前らのもん全て、貰うど！！」
なんて卑怯なの………！！
覇王色の覇気で倒したい所だけど、
多分、ボスみたいな人と
幹部っぽい3人は無理ね………
100人も周りを包囲してるから、
もしかしたら、ダダンさん達にも
影響があるかもしれないし…………
どうすれば………！
私が人質になるのは………？
女の子供だと油断するわ
仮に、ピストルで打たれたとしても、
見聞色で避けるか、
武装色で防げばいいし……
よしっ！
私の2階の窓から顔を出して、叫んだ
『あのっ！私が代わりに人質になりますっ！』
「あ''ぁ？何だお前は」
『ただの子供です』
「………フッ。コッチに来い」
『はい！』
そして私は2階の窓から飛び降りた
「「「「！？？」」」」
あっ！普通に階段降りて来ればよかった……
「………成る程、お前が噂のガキか」
''噂の''？
「人質を変えるのはやめだ
お前はこの3人より強いんだろ………？」
『っ……！？』
何でそのことを！？
ヤバい、これじゃ3人を助けられない！
どうすれば良いの……………っ！
-
-
-
-
突然、頭の上を何かが通り過ぎた。
「………つくづく卑怯な奴らだな
子供を人質に取るとは………
だから、貴様らは弱いままなんだ」
『嘘………』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
