この度、海軍本部中将を辞めまして (ページ33)

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うまいページ33

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「なんか、すげーいい匂いするな」

『あ、おかえり～』

「「ただいま」」

「何か作ってんのか？」

『うん、パスタ。
今ちょうど出来上がったところよ
はい、ぞうぞ！！』

「Aは将来、良いお嫁さんになるニー」

『ありがとうございます、ドグラさん』

Aが人数に分ける

「あれ？
２種類あんのか？」

『えぇ、
ミートソースパスタとカルボナーラよ
みんな食べる量が多いから、
１種類だと飽きると思って』

「肉も入ってんのか？」

『ちゃんと入ってるから心配しないで』

「ん？1人分足りねーぞ？」

『ふふっ、これはエースの分！』

そう言ってAは
エースに違う種類のパスタを出した。

『ブートジョロキアペペロンチーノよ』

「え？」

『この前、悪かったと思って………』

どうやら、Aはエースが出ていったのは
自分の料理が、お口に
合わなかったからだと思っているらしい

「……いただきます」

エース食べ始めたのを合図に皆、食べ始める。

珍しく静かな食事と思ったが、
やっぱりすぐ騒がしくなる

うまいうまいの大合唱だ

『どうかな、エース』

「…………ぇ」

『え？』

「すっっっっっっげーーーーうめぇ！！！」ﾆｯ

『…………っ！！
……よかったー！』ﾆｺｯ

エースとAは嬉しそうに

お互いを見る

ホント、最初に会った時に

お互い睨み合っていたのが嘘みたいだな

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