[SZ] 君に一目惚れ。2 [Shori.S] (ページ12)

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ー聡sideーページ12

ー聡sideー

言ってしまった。

7年も我慢してた気持ちを。

こんな状況で。

｢聡ちゃん、私は…｣

聡｢帰って…｣

｢え、でも…｣

聡｢どうせ振られるのわかってるから！

もう帰って…！｣

目も合わせられない。

｢…わかった。また明日ね。聡ちゃん｣

Aは、俺の家から出ていった。

嫌われたな。こりゃ。

聡｢はあ…もう家にいたくない。

外歩いてこよ。｣

涙をふいて、外へ出た。

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どれだけ歩いたかな。

何も持たずにでていったから、

時間も分からない。

とりあえず、もっと人のいるところ行こ。

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ここは、夜でもうるさい場所。

いつもはここの、このうるささが嫌いだったけど、

今はなぜか落ち着く。

聡(お腹減った…。もう帰ろっかな。)

帰ろうとした時だった。

？｢あの！｣

誰かに呼び止められた。

これが、俺の人生の転機だった。