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32話 ページ10
(赤司side)
赤「A…。」
姫「……何？」
赤「１つ聞いていいか？」
姫「えぇ。」
赤「何故僕等の前からいなくなったんだ？」
姫「…貴方達は知る必要のない事よ。」
黄「どうしてっすか？」
紫「教えてくれてもいいんじゃない？」
緑「同意見なのだよ。」
青「そうだぜ！かたいこというなよ〜。」
そう言うと青峰はAの肩を抱いた
が
姫「触らないで！！」
その手は彼女の手によって弾かれた
キ「!?」
(A。何故君は“僕”達を拒絶するんだ？)
(どうすれば“僕”に笑いかけてくれる？)
(“僕”はどうすればいい…？)
(君の笑顔を見るためには何をすれば……)
(……そうか…………“僕”は………)
(“僕”は＿＿＿＿＿＿＿いいのか…)
(それが“僕”の存在意義だから……)
(そうすれば君は僕に笑ってくれるだろ？)
この時赤司が怪しげな笑みに
気づいたのは誰もいない
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作者名：消えた黒猫 | 作成日時：2019年10月27日 19時
