番外編 さざ波の魔法使い ページ30
これは、夢主が記憶なくす前の話になるんですが、本編にいれるのが難しくて、でも、書きたかったので番外編という形で書こうと思います。
本編の方はこちらが終わり次第書いていきます!
_____________________
〜約10年前〜
「もー、新ちゃんったらどこ行ったのよ…」
ママと新ちゃん、そして蘭ちゃんと一緒に海水浴に来たのはいいものの、さっきから蘭ちゃんも新ちゃんも見つからない。
ママと手分けして探しているものの中々見つからず、どうしようかなと思ってた所に後ろから聞き覚えのある声がする。
「美桜お姉ちゃん!新一とはぐれちゃった!」
「あ、蘭ちゃん!ってえ?新ちゃんとはぐれちゃったの!?」
もう、ほんとになにやってんのよ新ちゃんったら…
と思っていると少し遠くから声がする。
「僕は工藤新一、シャ、シャーロックホームズの弟子だ!!」
この声は、新ちゃんのだから、こっちか!
蘭ちゃんの手を引き声の元へと向かうと案の定うちの弟がいた。
しかもなんか知らない人と一緒にいるんだけど……
はぁ……新ちゃんったら、なにやってんのよ
「あー新一!こんなとこにいたー!お母さんと美桜お姉ちゃんが捜してたよー!」
「そうよ、結構探したんだからね!新ちゃんったらこんな所で何してるのよ。」
「またホームズごっこしてたんでしょー?」
「ごっこじゃねーよ!名探偵になるための修行だ!」
「修行だろうとなんだろうと人様に迷惑かけてんじゃないわよ、バカ弟!」
「か、かけてねーよ!」
……どーだか。夢中になると周り見えなくなる部分あるくせに。
「でも、ほどほどにしとかないとその内酷い目にあうよ!さっきのお兄さん達すっごく怒ってたし……」
ん?なに?どゆこと?
「怒らせとけよあんな奴ら……」
「ちょっと新ちゃん、どういうこと?」
私が何があったのかを聞こうとすると後ろから男の声がした。
「小僧…やっと見つけたぞ…さっきはよくも恥をかかせてくれたなぁ…」
「あれはオメーらが悪いんだよ…ほとんど食べ終わった焼きそばにハエを入れて大騒ぎしてお金払わずに帰ろうとしたから…」
あー、なるほど。そーゆーことね。もう、なんで面倒事ばっか持ってくるかな、この子は。
「お前がチクんなきゃバレなかったんだよ!」
って、流石にやばいな新ちゃんの頭掴んでるし。
そう思った私は止めに入ることにした。
610人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユラ(プロフ) - もりさんさん» ありがとうございますー!!めっちゃ嬉しいです。これからも更新頑張ります! (2020年3月26日 11時) (レス) id: 16973fa861 (このIDを非表示/違反報告)
もりさん - めっちゃ面白いです、更新頑張ってください! (2020年3月25日 22時) (レス) id: 85d63b0d59 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - ちびきゅうさん» ありがとうございます!!仕方ないとは分かっていても辛いです…ちびきゅうさんも体調には気をつけてください!北海道かなり感染してるので…これからも更新頑張ります!! (2020年3月2日 8時) (レス) id: 16973fa861 (このIDを非表示/違反報告)
ちびきゅう(プロフ) - 作品読ませて頂きました!私も作者様と同じく北海道住みで臨時休校になりました。せっかくの休みなのに外出できないのは辛いですよね...体調に気をつけてこれからも更新頑張ってください! (2020年3月2日 2時) (レス) id: c6bc8574cb (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - 零さん» 沖縄…1回も行ったことないので行ってみたいです!学級閉鎖と重なって休みになるのは大変そうですね…。作者は耐えられない気がします笑 ありがとうございます!大好きって言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいですー!!更新頑張ります!零さんも体調にはお気を付けて! (2020年3月1日 23時) (レス) id: 16973fa861 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユラ | 作成日時:2020年1月13日 21時