11 ページ18
あと少し……行けるかな……?
もう隠れ場所が思いつかないよ…
残りは1分を切っていた。
『行ける……行けるよ……!』
そう呟いた。
しかし…
『っ!最悪すぎ……!』
ニャンターに見つかった。
踵を返す。
校庭を突っ切り校舎に入る。
くねくねと曲がりくねるような道を使い、ニャンターを振り切ろうとしていると……
10.9.8.7.6...
カウントダウン!!
行ける!!
5.4.3.2.1
校庭に出るもう追われてない。
0
『やったァァァァァ!!!!』
逃げ切ったぁ!
『お疲れ様でしたァ!!』
終わった…!
そう思ったのもつかの間。
「最後のミッションです」
……
『はァァァ!?!?終わんないの!?』
宝箱?あれのこと?
開けようとするとちょうどラマンが来た
せ「これ?旗を屋上に掲げよ……」
『多分そう!あ!さかたん!』
せ「屋上ってどこ!?」
さ「屋上はあそこやん。」
とさかたんが屋上を指さす。
せ「なんなのほんとに!」
と校舎に入り屋上へと走った。
------
せ「あ!あれか!坂田下結んで!てーは上げる準備しといて!」
さ「これか!」
と2人が結んだのを見て旗を上げた。
さ、せ、貴「『出来たァァァ!!』」
終わるんだ!今度こそ本当に!!
せ「じゃ、2人結び直してな?」
さ「え?」
『結び直し!?』
せ「俺は先行くからな?じゃ!」
『わ……わかった!やろ!』
さ「結び直しってなんやねん……!!」
旗を下ろす
どこをどうすんのよコレ!?
さ「あ!空いとるやん!!」
『え?無駄な行動なの!?』
さ「やな…あいつカメラ置いてってるし!」
と言ってさかたんがかけ出す。
『あ!待ってよ!?』
その後ろを追いかけた。
私が数メートル離れた状態のまま校庭にでた。
くっそ!ニャンター少し来てる!!
何も考えず走りきり校門を抜けた。
『出れた!!……って!?さかたんはまだ出てない!?』
せ「坂田が捕まってる!」
『……あ』
私が見たのは5匹のニャンターに囲まれて小屋に向かう姿だった
68人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えり - すごく好きな作品です!これからも頑張ってください! (2019年8月21日 20時) (レス) id: a090d3d29c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MILK | 作者ホームページ:https://twitter.com/Milk517Usssfan
作成日時:2019年8月5日 19時