検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:53,697 hit

4 ページ11

ベランダから学校に入り様子を見る。

『ニャンターは!?どこいったの?』

私は逃げ切れた?

キーンコーンカーンコーン

っ!?

「うらたさんはニャンターにつかまりました。」

『まじか…』

くっそぉ!

という声は抑える。

女の子らしくしろって言われそうだからね…

さて…やり方を思い出そうか…

?「僕じゃあ意味なかったじゃないですか眼鏡…」

ん?この声は…

『さかたん?』

さ「てー!なにしとるん?」

『サボテンのやり方…思い出そうとしてる…』

さ「サボテン?校庭のやつ?」

『そう…』

さ「まずサボテンってどんなやつ?」

『え?なんか下の人が腰落として…その人の膝の上に人が乗って…上の人は下の人に自分の膝もって貰って、こう…胸を張る?っていうのかな?…伝わった?』

さ「あぁ!あったな!そんなん!」

『でしょ!?やり方わかる?』

さ「なんかの次にやったよな?」

『そう…あ』

思い出した…

そうだ。

これは…

---思い出したくなかったことだったんだ。

また手が震える。

なんで?

出てきてほしくなかったのに…!!

---回想---

『っ!』

痛い。

落ちちゃったんだ。

…違う。

「あ!wごめ〜ん!w落としちゃったww」

笑いながら謝られる。

『…もう間に合わないね。サボテン。』

笑われたことはなかったことにする。

「うん。お前のせいでな?」

といい睨まれる。

「お前もっと痩せろよ。お前が重いから落ちるんだろ?」

私はやせてるほうと先生に言われていた。

これ以上は痩せるなって。

「まぁいいや、次やるよ。」

その後も、落とされてたっけ。

それをあいつは笑ってみてたな…

---

『あ…ぅ…』

手がまた震える。

やだ、やだ、やだ!!

出てこないで!!!!

震える手に少し冷たい感触が伝わる。

さ「…てー?」

『さかたん…』

さ「何があったかわからんけど、俺はそばにおるから。安心して?」

『…うん。ありがとう…思い出した。やり方!』

さ「ほんま!?なに!?」

『肩車からやるんだよ…!!』

さ「っ!それや!!」

『よし…いこう!!…手はなして?』

さ「あっ…ごめん!」

手を放してもらったのを確認して二人で校庭に向かった。

-------------

どっかで聞いたことなんですが、心が温かい人は体温が低いんだとか…!
それを信じて冷たい感触にしました。

いつか過去についてしっかり触れます!

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 歌い手になる
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

えり - すごく好きな作品です!これからも頑張ってください! (2019年8月21日 20時) (レス) id: a090d3d29c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MILK | 作者ホームページ:https://twitter.com/Milk517Usssfan  
作成日時:2019年8月5日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。