° 百七 ° ページ10
落ち着いたサボを部屋まで送り、またね。と言って白ひげさんの元に急いだ
エースはまだアマゾン・リリーにいるはず
「(死んだと思ってるよね、きっと…話さないとね)」
もう悔やまない
私は確かに沢山の人を傷つけた
沢山の人を悲しませた
でも、ルフィ達の為であり、エースの為でもあった
「…許しなんて乞わない。私は間違った事をしていないから」
良く言うと身をもって体験してほしかった
悪く言うとエースを…海軍を利用した
それでもやっぱり進んでほしいから
「(立ち止まってもいいんだよ。まだ時間はあるから…ゆっくりでもいい。私達のペースで夢へ歩いていけばいい。強くなって、前に進もう。前に進む為に一度立ち止まろう)」
心でそう呟き、白ひげさんの元に向かった
° ° ° °
「お前、それでもエースの姉かよい!?」
「おい、やめろマルコ!!」
「五月蝿ェよい!!」
白ひげさんの船に着いた途端、マルコさんに胸倉というか、マントを掴まれ、壁に叩きつけられた
その目には怒りが…悲しみがあった
「…エースは幸せですよね」
「…何言ってんだよい」
「こんなにも人に愛されている。なのにあの子はそれをわかっていなかった…それに気づくのが遅かった」
「何言ってんだよい!!エースはもう「殺されたエースは、本物のエースがもしあんな風になったらどんな事を言うのか…それを読み取って言いました。つまり、あれはエースの本心です」どう、いう事だよい…エースは、死んだんじゃ…」
戸惑い、力を弱めたマルコさん
私はそのまま動かずに
「エースは今、ルフィの元にいます…ハンコックの島、アマゾン・リリーに」
『!?』
「殺されたのは私が作った偽物。一度殺された事にし、海軍に油断させました。その結果、私の思い通りに動きました。エースが捕まる原因を作った黒ひげ達はインペルダウンに。ルフィ達は強くなる為に立ち止まった……これ以上は話す事ありません。もう少ししたらエースも帰って来ますよ」
そっとマルコさんの腕を外し、
「私は白ひげさんに用があるので」
と言い残して白ひげさんの部屋に向かった
誰もが驚きと戸惑いと喜びの感情が混ざり、身動き一つしなかった
「(…やっぱり説明苦手だなぁ、私)」
白ひげさん、なんとなくでもいいから読み取ってくださいね
もう疲れてるんで←
「…私の弟を…エースを愛してくれてありがとうございます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです♪オチはミホークさんがいいです☆ (2017年4月30日 1時) (レス) id: 297ff84436 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・レイア(プロフ) - fusa0907さん» あけましておめでとうございます^ ^ 嬉しすぎて胸がジーンとしました!!受験…大変ですが、(本当にゆっくりになりますが)更新頑張りたいです!! (2017年1月1日 1時) (レス) id: e4c20a71f6 (このIDを非表示/違反報告)
fusa0907(プロフ) - あけましておめでとうございます今年も更新頑張ってください！ (2017年1月1日 1時) (レス) id: 1b84d81fd1 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・レイア(プロフ) - にゃるさん» 本当ですか!?凄く嬉しいです!!ゆっくり更新ですが、宜しくお願いします!!^ ^ (2016年11月5日 16時) (レス) id: e4c20a71f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レイン・レイア | 作成日時：2016年5月15日 12時
