° 百四 ° ページ7
インペルダウン署長のマゼランさんに黒ひげ達を渡し、私が意識しないと取れない特別な手錠で拘束し、牢屋に入れた
その牢屋も当然特別な牢屋
「アフロディーテ」
「…」
「……船の時は案外楽しかったぜ」
「……そうですか」
「悪ィが他の奴らにも伝えてくれねェか」
「…」
敢えてその言葉に返事はせず、すぐにその場を離れた
アマゾン・リリーに着くと、傷だらけのルフィが暴れていて、クロやジンベイさんもお手上げ状態だった
「ルフィ…ッ!!」
「姉ちゃん…!!エーズが…!!エーズがお゛れ゛をがばっでじんじまっだ!!」
「っ…」
エースは死んでない!!と叫ぼうとした時、ルフィが飛びかかってきて、押し倒されてしまった
「くっ…!!」
「姉ぢゃん、だずげでぐれ゛るって言ったじゃねェが!!」
「…」
「エ゛ーズ、じんじまっだ!!じなねェっで、言っでだのに!!」
泣きながらそう叫ぶルフィに私も涙が出そうだった
本物のエースはすぐ近くにいて、私に何かを言っているようだったが、ルフィに気を取られ、聞き取れなかった
「何どが言え゛よ!!姉ぢゃん!!」
「……エースは、死んでない」
「じゃあ゛!!あれ゛ば誰だっだんだよ!!」
「…私が作った分身。エースはそこにいる」
『!?』
パチンッと能力を解くと、エースが周りに認識されるようになった
するとエースは慌てて私に走り寄り、取り敢えずルフィを私の上から下ろした
「俺は死んでねェよ、ルフィ」
「エ゛…エ゛ーズ!!」
「相変わらず泣き虫だな、お前は」
「ほんぎでじんだど思っだ!!」
「馬鹿言うな!!俺はお前みたいな馬鹿を残して死なねェって言っただろ!!」
「ゔん゛……!!ゔん゛…!!」
未だに泣き続けるルフィに苦笑しながらエースは頭を撫でていた
ルフィが少し落ち着いた時、エースが真面目な顔で辺りを見渡した
「姉さんは敢えてああして俺を死んだ事にしたんだ。理由は俺もわからねェけど…」
「…わからなくていいよ。これは私だけが知ってたらいいから」
「…そうか」
「後、黒ひげから伝言。“船に乗ってた時案外楽しかったぜ。他の奴らにも伝えてくれ。”って」
「……」
エースは無言で帽子を抑え、その場から動かなかった
私はクロやジンベイさん達にルフィを任せ、少しその場を離れた
「(ルフィに…皆にわかってもらわないといけなかった。焦っても今のままじゃ新世界には行けないんだって事を…)」
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みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (
レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白いです♪オチはミホークさんがいいです☆ (2017年4月30日 1時) (レス) id: 297ff84436 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・レイア(プロフ) - fusa0907さん» あけましておめでとうございます^ ^ 嬉しすぎて胸がジーンとしました!!受験…大変ですが、(本当にゆっくりになりますが)更新頑張りたいです!! (2017年1月1日 1時) (レス) id: e4c20a71f6 (このIDを非表示/違反報告)
fusa0907(プロフ) - あけましておめでとうございます今年も更新頑張ってください！ (2017年1月1日 1時) (レス) id: 1b84d81fd1 (このIDを非表示/違反報告)
レイン・レイア(プロフ) - にゃるさん» 本当ですか!?凄く嬉しいです!!ゆっくり更新ですが、宜しくお願いします!!^ ^ (2016年11月5日 16時) (レス) id: e4c20a71f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイン・レイア | 作成日時：2016年5月15日 12時
