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「えっと･･･秀明の恋人？」
「そう。アレ？宏光に話してなかったっけ？多分何度も会ったことあるよ」
ぜんっぜん記憶にないんだけど･･･
「秀明の恋人って･･･ユウさんじゃないの？」
「はぁ？ユウさんって玉のこと？んなわけないじゃん。ありえないね」
「だって･･･」
「あぁ･･･そーゆーこと？あー･･･マジか･･･そうなるとは想定外だな･･･」
否定した後、急にブツブツ言い始める。
なんか俺まずった？
「宏光、とりあえず安心しろ。俺は玉とは何でもねぇよ」
「そっか」
俺は心の中で秀明に謝った。
だって疑ってたんだよ？それどころかその疑いから、秀明の腕の中が安心出来なくなったなんて･･･
絶対に言えない･･･
「あのさぁ･･･俺の店、どう思ってる？」
「あのBARのこと？」
「そう」
「綺麗なお姉さん沢山いるなぁって。あっ、でも千さんは肉食系で怖かった。なんか顔の迫力も･･･あれって化粧のせいなのかな･･･」
「いや、今は千のことは置いておいて良いから。綺麗なお姉さんが沢山いる？」
「うん。え？だってそう言うお店でしょ？女の人が男のお客さんにお酒出すんでしょ？」
「あぁ･･････うん、わかった。そうだな。うん」
あれ？なんか俺困らせてる？
「あのさ、俺の恋人が男だって言ったら宏光はどうする？」
お店の話だったり、恋人の話だったり･･･今日の秀明はいつもと違う。
きっと俺がわけわかんない事で泣いてるし、風呂場でもやらかしたからかな･･･
「宏光･･･引いてる？」
「全然。だって秀明が好きな人でしょ？それがたまたま男だったってだけでしょ？」
「まぁ、そうなるな」
「その好きな人のためにずっと待ってるなんてすごいロマンチックだよね」
「は？あっそ･･･」
なんだか拍子抜けだな･･･と呟く秀明に、何がどう拍子抜けなのかよく分かってない俺。
「じゃあさ、たまたま好きになった人が男でも宏光はなんともないわけ？」
「うん、好きならしょうがないよね」
「うーん･･･じゃあ、好きになった人に好きな人がいたらどうする？」
「え･･･やっぱり･･･好きな人には幸せになってもらいたいからなぁ･･･」
「そう言うと思った。でも宏光、絶対引くなよ、押せ」
「なんで？」
「その人と幸せになれる相手が誰かなんてわからないだろ？だったら宏光が自分で幸せにしてやれ」
「なんか秀明･･･かっこいいね･･･」
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WHITE(プロフ) - まちゅみさん» まちゅみさん☆今回も良かったと言って頂けて嬉しいです♪盛大な勘違いと純情すぎるみっくん、可愛いですよね！そしてあの言葉、一緒に言って頂けるなんて(笑)ありがとうございます。次回も頑張ります(*^^*) (2017年11月26日 22時) (
レス) id: 6606f9fb9a (このIDを非表示/違反報告)
まちゅみ - いやー、今回も玉北良かったですよー！ホント、なんでみっくんはこんなに、やだ！もう！可愛い！んでしょうね!!次作も楽しみにしています(*´▽｀*) (2017年11月26日 21時) (レス) id: 20cae02adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE
| 作成日時：2017年11月24日 22時
