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「あの･･･これ･･････」
「ん？なぁに？」
「か、彼氏さんのなら･･･着たく･･･ないです･･･」
俯くようにしか言えない･･･
だって、嫌なんだもん！
お姉さんの彼氏さんのなんか･･･絶対に着たくないもん！
それにコレ俺にしてみたらだいぶ大きい。
さらに差をつけられたようで凹む･･･
「ふふふ、大丈夫よ。それ私が着てるやつだから。あー･･･逆に不味いかな･･･」
なにっ！？コレ、お姉さんが着てるのか？
だってどう見ても大きいよ？
って、お姉さんを見て納得する。
ヒール履いてるのを抜きにしても、俺より断然背が高い。
俺･･･もう少し背が伸びる予定なんだけど･･･
お姉さんは年下で小さい俺なんて興味無いよな･･･
しょんぼりしながらジャケットを着る。
その瞬間に包まれるお姉さんの匂い。
いや、俺、変態じゃないから！
でも･･･秀明と違うその匂いに包まれて、ほっとしたのは事実だ。
「いい匂い･･･」
ポツっと呟いたその一言に、優しくキュッとハグされる。
「さっきはびっくりしたよね。ごめんね」
いや、今です！今が一番びっくりしてます！
俺、あのお姉さんにハグされてる･･･
ヤバイ、心臓飛び出る！！
「千には言い聞かせておくから」
あぁ、そう言えば千さん！！
そうか、千さんのことだったのか･･･
あれはもう･･･肉食系のすごい人だったよな･･･
「それにしても宏光君凄いね。その制服ってことは勉強も出来るってことでしょ？今日の分の宿題は終わってる？」
「あ･･･いえ･･･」
秀明の出勤時間より前に帰ろうとしてたから、全く何もやってない。
「オーナー来るまで少し勉強見ててあげる」
なんてことだ！このお姉さん、綺麗なだけじゃなくて勉強も出来るのかっ！？
「勉強教えられるのかって心配してる？安心して、一応オーナーと同じ大学でてるから」
マジかっ！美人でスタイルも良くて頭も良いなんてっ！
秀明に続き、神様って色々不公平だ！と思える人でした･･･
「そうね、私のことはユウって呼んで」
「ユウ？」
「そう、改めて、宜しくね、宏光君」
そいうって微笑むユウさんがめっちゃ綺麗で、やっぱり俺この人が好きだなって自覚したんだ。
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WHITE(プロフ) - まちゅみさん» まちゅみさん☆今回も良かったと言って頂けて嬉しいです♪盛大な勘違いと純情すぎるみっくん、可愛いですよね！そしてあの言葉、一緒に言って頂けるなんて(笑)ありがとうございます。次回も頑張ります(*^^*) (2017年11月26日 22時) (
レス) id: 6606f9fb9a (このIDを非表示/違反報告)
まちゅみ - いやー、今回も玉北良かったですよー！ホント、なんでみっくんはこんなに、やだ！もう！可愛い！んでしょうね!!次作も楽しみにしています(*´▽｀*) (2017年11月26日 21時) (レス) id: 20cae02adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE
| 作成日時：2017年11月24日 22時
