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このイケメン何言ってるの？
あの綺麗で優しいユウさんが男だって？
「好きですよ」
当たり前だろ？
「ユウが男なわけないって思いでの答えだね」
イケメンが冷たい目で見つめてくる。
「舐めないでください。好きになった人が男だったとしても･･･俺の想いは変わりません！」
そう、秀明の恋人が男の人だって言われた時も別になんとも思わなかった。
秀明が幸せなら、秀明の好きな人なら、秀明が選んだ人なら。
俺はそれでいいと思った。
寝室を出る前に気がついた、あの写真たて。
秀明と同じくらいの身長の目力の強い男の人と寄り添うながら、幸せそうに微笑む2人の写真。
あの写真からは愛が溢れ出ていた。
あの2人みたいになりたいって思った。
お互いに離れてても信じ合ってる2人がかっこ良かった。
「俺の大切な人も、同性の人が恋人で･･･今は遠距離ですけど、お互いに信頼しあってて･･･俺も好きな人とはその2人みたいになりたいなって思ってます」
俺ね、秀明が俺の兄貴分ってことに、すっごい誇りを持ってるよ。
「だから、ユウさんが男でも構いません」
「へぇ･･･じゃあ聞くけどさ、君って年上の男の人と住んでるんでしょ？」
「はい、そうですけど？」
「その人とそういう関係なんじゃないの？」
「ちょ、違います！秀明は･･･彼は俺の幼馴染みで兄貴分で保護者で･･･大切な人ですけど！それ以上の想いはありません！」
「なるほどね･･･」
「とりあえず、俺からの宣戦布告は済んだので帰ります。お茶、ご馳走様でした」
ソファから立ち上がると腕を掴まれる。
「なんでしょう」
「いや･･･その顔は･･･？目が腫れてるけど？」
「あ･･･いや、これはその･･･ちょっとした･･･勘違いで･･･」
これだけ堂々と宣戦布告したのに、ユウさんと秀明の仲を疑って一晩中泣きましたとか絶対言えない。
「それにちょっと熱あるんじゃない？」
いやいや、宣戦布告した相手に心配されるなんて･･･
「大丈夫なんで、帰ります」
「でも！」
「帰ったら薬飲んで寝ますから！」
「そんなに無理してまで･･･ユウに会いにきたの？」
「言ったでしょう。俺、あなたから見たらまだまだ子どもかもしれないですけど、ユウさんが大好きなんです。ジャケットを返すって口実もらって、連絡先教えてもらって･･･すっごく嬉しかったんです。だから･･･色々知りたかったし、会いたかったし･･･」
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WHITE(プロフ) - まちゅみさん» まちゅみさん☆今回も良かったと言って頂けて嬉しいです♪盛大な勘違いと純情すぎるみっくん、可愛いですよね！そしてあの言葉、一緒に言って頂けるなんて(笑)ありがとうございます。次回も頑張ります(*^^*) (2017年11月26日 22時) (
レス) id: 6606f9fb9a (このIDを非表示/違反報告)
まちゅみ - いやー、今回も玉北良かったですよー！ホント、なんでみっくんはこんなに、やだ！もう！可愛い！んでしょうね!!次作も楽しみにしています(*´▽｀*) (2017年11月26日 21時) (レス) id: 20cae02adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE
| 作成日時：2017年11月24日 22時
