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黒木SAIDO
貴方 わかるんですよ。私も同じだから。親友に恋人を取られて、二人のそばに居づらくなって、帰国した。貴方の気持ちは痛いくらいにわかるの。でも、殺したら、何もかも終わってしまうのよ。きちんと罪を償ってくださいね。
西園寺が帰国したのは大学を卒業したからだと聞いていたので、とても驚いた。小塚も同じように思っていたらしい。
黒木 あのさ、さっきのって、、、
貴方 あぁ、あれ?演技だよ。あれくらいしとかないと自 殺しかねないし。言ったでしょ、演技力が必要だって。犯人が自 殺するまで追い詰めるなんて探偵として有っちゃいけないことだから。
小塚 そっか、、、
貴方 事件は解決。事務所戻ろ。
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私について和典がすべてを知っているわけじゃない。かと言って、悠飛やあいつが知っている訳でもない。
私が何者なのか、本当の私を知っているのは私だけ。でも、、知っていてほしいとも思う。
_____だけには、、、、、
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貴方 お疲れ様。どうだった?
和典 初めてにしてはいいんじゃね。
貴方 そう、、。はい、これ。今日の分。明日もよろしくね。
アーヤ、美門、七鬼、私明日学校休むから。先生に言っておいて。じゃ、おやすみ。
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黒木 上杉、西園寺ってどんな奴なんだ?
上杉 俺にもよくわかんねぇよ。ただ、あいつにはなにか目的が有って、それが終わるまでは何も話してくれないってことは分かるんだけどな。
黒木 そうか、、。実は、戸籍が無いんだ、西園寺には。
上杉 は?どういうことだよ。
黒木 どんなコネを使って調べても、西園寺の戸籍が見つからないんだ。
上杉 つまり、そこになにかがあるんだな、あいつについて
黒木 多分ね。ただ、探偵をやってるくらいだから、すぐに気づかれるだろうね。
上杉 あぁ
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黒木が私のこと探ってるみたい。
ちょっと利用させてもらおう。
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作者名:CAORU x他1人 | 作成日時:2020年8月17日 15時