31話 ページ32
〜貴女side〜
『では、少し行ってきますね！！！すぐ戻りますので！』ﾆｺｯ
時間はあっという間にすぎ、今から一期様と現世？へ向かうのだけれど
加「あ、主〜〜早く帰ってきてね！！？」
安「何で現世にﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
五「ﾋｸｯ あ、主様」ﾎﾟﾛｯ
今「はやくもどってきてくださいね！！はやくですよ！！」
とまあ、こんな感じでなぜか私が今から死に行くみたいな雰囲気になってるのだが……
『そ、そんなに悲しまないでくださいよ！本当にすぐ戻ってきますよ？』
「「「うぅ……は……い…」」」ﾁｯ
いやどんだけ行かせたくないの！？！？聞こえたよ！舌打ち聞こえたからああ！！
皆に悲しい顔で見送られ、私は一期様とあの神社へ向かった。
『一期様はこの神社から出られるのですか？？』
半分神域って言ってたし、結界みたいなものもあるのかな？？
一「はい、もちろんですよ。私もご一緒させて頂きす」
『は、はい！では案内しますね！』
私と一期様は鳥居をくぐり、階段を下りた。
一「こうして現世を出歩くのは初めてですな」
『そうなんですか？？一期様達がいた時代とはもう全然違いますよね！』
歩く度に周りを興味津々で見渡す一期様…とても新鮮で可愛いかも！！！
少し人が多い商店街を通り、住宅街に入った。たった2週間なのになぜか凄く懐かしく感じた。
『あ、あの公園を左に曲がれば着きます！』
あと数十米で家に着く。お母さんどうしてるんだろう？結局最後は一言も言わずに出て言っちゃったからな……心配、してくれてるかな？
そういえば
『他の人から一期様のお姿って見えるんですか？？』
一「今は見えないようにしてますよ。もちろん見せることもできます」
すごい…そんなことも出来るんだ
『あ、あの赤い屋根の家です！』
一「ここが主殿のお家なんですね。」
まさか神様を自分の家に案内する日が来るとは。
これ、玄関から入った方がいいのかな？それとも裏からの方がいいかな？？
一「主殿、宜しければ私が行っても良いでしょうか？」
一期様なら姿は見られないから平気か
『よ、宜しくお願いします！！』ﾍﾟｺｯ
私は玄関が見える庭の草むらに隠れた。一期様は玄関まで行き、チャイムを鳴らした。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
ｶﾞﾁｬｯ
男「誰もいないじゃねーかよ」
あの男まだ居たの？
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めい(プロフ) - 咲夢.*?さん» いえいえ♪私も書いてみたかったですし！本当に見てくれてありがとうございます！ﾍﾟｺｯ (2020年5月29日 14時) (
レス) id: 7a0111daa8 (このIDを非表示/違反報告)
咲夢.*?(プロフ) - わーっ！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 早速！ありがとうごさいますっ！これも最後まで応援してますっ！頑張ってください。 (2020年5月29日 11時) (レス) id: a5a2370069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2020年5月29日 7時
