恥ずかしがり屋な彼女と奥手な彼氏【轟焦凍】 (ページ5)

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3話ページ5

放課後...

家の方向が同じだからと轟くんと帰ることになった。

轟くんって優しいんだよね...今だってほら私の歩幅に合わせて歩いてくれてる。

轟｢A、カバン重くないか？持つぞ。｣

春｢大丈夫...私が持つよ。｣

轟｢そうか。｣

少しの沈黙...私あんまりおしゃべりじゃないし、轟くんもあんまり喋るほうじゃないからな...

春｢うわ！？｣

思いっきり足元の段差に躓いた。

転ぶって思ったけど、いつまでも痛みは襲ってこない。

目を開けると目の前に轟くん。

轟｢あぶねぇ。大丈夫か？｣

轟くんが支えてくれたのか。ってこの体勢...轟くんのお顔がこんなに近くに...

は、恥ずかしい。

轟｢A、顔赤いぞ？大丈夫か？｣

春｢だ、大丈夫！ごめんね。ありがとう。｣

轟｢そうか。よかった。足元気をつけろよ。｣

春｢うん。｣

し、心臓に悪い。