５４話：小学生時代�キ 岼貊錣傍△詁察� ページ8
本当に私に聞いているのだろうか？
自分の名前を呼ばれたはずなのにキョロキョロと周りを見渡した。
しかし周りには誰も見当たらない。
『……私？』
「お前以外に誰が居るんだよ。」
確認のために加藤君自身に聞いても間違っていないようだ。
お家に遊びに行く？加藤君の？
え、私が？？
これまでの経験上放課後に遊びに行くのはあるにはあった。
けど、誰かのお家に遊びに行ったことなど一度もない。
本来であれば喜んだりする現状なのかもしれない。
「わかった。何時に行ったらいい？」と会話を続けれたらよかったのに。
この時の自分が考えたのは“お母さんに言わなくちゃ。”だった。
私一人で勝手に決めてしまうと、お母さんは基本的に怒るから。
それに人のお家に遊びに行くのは私が迷惑をかけてしまうからダメって言いそうだし。
でも言わないで遊びに行ったらもっと怒られる。
そこまで考えた自分が出した答えはこうだ。
『ごめん、加藤君。お母さんに確認してからでもいい？
言わないでお家行ったらお母さんもビックリすると思うし。』
「あ、確かに。いつ、どこでってやつ言わんといけんの忘れとった。
俺の母さんはお前の事連れてきていいって昨日言っとったから、今日無理なら今度でもいい。」
『え、お母さんに話したの？』
「おん。」
衝撃の事実がポロポロ出てきてるがまた後で聞こう。
加藤君と話し合った結果、私のお家の前まで一緒に行ってその場で返事を伝えることにした。
私のお家は電話を置いてないので口頭で伝えるしか方法がなかったのだ。
それに、今日から遊びに行ってもいいなら行ってみたい気持ちもあったから。
いつもならわかれて帰る道、私の方角に加藤君が着いてきてくれる。
最後まで一緒に帰るのはこんなにも楽しいものなんだ。
家に遊びに行く、という話になったきっかけは加藤君が好きなバトル漫画。
“「漫画で凄いカッコイイシーンがあるんだよ！
そのシーンを憶村に描いてほしいけど、学校に持って行く訳にはいかないし。」”
“『さすがに没収されちゃうからね。
私が借りたとしても、お母さんにとられちゃうかもしれないし……。』”
“「……あ、なら憶村が俺んち来ればいいじゃん。」”
という流れだった。
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ビーZ(プロフ) - なめこさん» コメントありがとうございます！本編へのつなげ方は２パターンを考えているので、私自身も書き込みながらその時の状況に応じて決めた行きたいと思います。 (5月4日 3時) (
レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - どう本編につながるのか楽しみにしてます (5月2日 22時) (レス) @page22 id: 04a092aa65 (このIDを非表示/違反報告)
ビーZ(プロフ) - あ。さん» 気付きをくれたありがたいコメントです。 (5月1日 20時) (レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
ビーZ(プロフ) - あ。さん» コメントありがとうございます。言われて「確かに…！！」となりました。言葉では出てきていてもキャラや時間軸も不明なまま進めているので、ヒロアカの設定だけ小説になってました。早めにキャラ絡みや時間軸を明確にするようにします。 (5月1日 20時) (レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
あ。 - これはヒロアカではない。 (5月1日 7時) (レス) @page22 id: 686a7a1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B太 | 作成日時：2024年1月5日 15時
