６５話：小学生時代�Ν◆崛衄燭垢覽せ�ち」 ページ19
わからなかった。
いつか母に言われた言葉とその時の状況が頭の中で再生される。
“「ほら、さっさと死んでこいよ！！」”
私の腕を掴んで引きずって行く先は玄関。
遺書を泣きながら書いたあと、その書いた紙を無理やり持たされされるがまま。
書いた遺書の内容は後ろから母が言う言葉を綴った。
実際にその通りだ。
だって母がそういうのだから
誰かが言っていた。
親は自分の子供を愛している、期待をしている。と
ならば私はどうだろうか。
母の期待に応えられないで怒らせてばかり。こうして死んでしまえと思わせてしまうほど
こんなに無価値な人間は愛されるはずがない。
母がこうして死んでこいと言っているのに
『いや！ごめんなさい、ごめんなさい！！』
嫌だ嫌だ。死ぬのは嫌だ。
怒らないで
私が悪いのは分かっているのに結果が出せなくてごめんなさい。
勉強も今よりもっとやります。
ご飯も自分で作って、洗濯物も掃除も食器を洗うのもちゃんとできるようにするから。
今この状況で死にたくないと喚くのは良くないって分かっています。
死ぬのが正解だって分かってます。
けど、お願いします。
もう一度チャンスをください。
こういう一つ一つのことができないから母を怒らせているのに
学ばない人間なのだ。
怒らせたくない、頑張らないといけない。
“でも出来てないじゃん。”
これ以上無価値な人間でいるのは嫌だ。
“今ができてないのに、できるの？”
“死んだ方が早いんじゃない？”
家から追い出されて、手には遺書を持って家から離れた場所まで歩いた。
人が少ないところで死なないと。
山の中まで行く方がいいだろうか。
もしくはこのまま遠い海が見えるところまで行ってしまった方がいいだろうか。
…………自分は何がしたいんだろうか。
“早く死なないと。”
『ぃや、だよ。おかぁさんッ。』
結局家の近くの公園まで帰って来て、外に居る人に見つからないように
遊具で自分が見えないところを見つければ蹲って泣き出した。
６６話：小学生時代�Ν�「ほっとけない」→←６４話：小学生時代�Ν 嵶イ譴覆じ斥奸�
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ビーZ(プロフ) - なめこさん» コメントありがとうございます！本編へのつなげ方は２パターンを考えているので、私自身も書き込みながらその時の状況に応じて決めた行きたいと思います。 (5月4日 3時) (
レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - どう本編につながるのか楽しみにしてます (5月2日 22時) (レス) @page22 id: 04a092aa65 (このIDを非表示/違反報告)
ビーZ(プロフ) - あ。さん» 気付きをくれたありがたいコメントです。 (5月1日 20時) (レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
ビーZ(プロフ) - あ。さん» コメントありがとうございます。言われて「確かに…！！」となりました。言葉では出てきていてもキャラや時間軸も不明なまま進めているので、ヒロアカの設定だけ小説になってました。早めにキャラ絡みや時間軸を明確にするようにします。 (5月1日 20時) (レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
あ。 - これはヒロアカではない。 (5月1日 7時) (レス) @page22 id: 686a7a1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B太 | 作成日時：2024年1月5日 15時
