５９話：小学生時代�キΑ峭佑┐襪里蓮� ページ13
ということがあった次の日。
朝早くに学校に着いた俺は校庭のアスレチックで遊んでいた。
昨日家に帰り考えてはみたが、結局わからず仕舞いで途中で諦めたわ。
それに俺がこんだけ考えるのもお節介っていうやつだろう。
いや、考えすぎってやつかな。
母さんにも聞いてみたが「そういうのは相手から言われたら聞いてあげなさい。」と言われたし。
まぁ、あいつの家庭のジジョーってやつがあるのかもな。
ここで普段なら考えるのが終わる。終わるはずなのだ。
“『また、あしたッ。』”
昨日の無理やりに引き出された返事と辛そうな顔が頭によぎって離れなかった。
なんだよ俺、女子かよ。ネチネチ考えて
メンドクセー
「カトウ。」
「あ？」
アスレチックのテッペンに登って考え事をしていれば下から声がかかる。
このくぐもった様な声はあのぬいぐるみしかいない。
イチは身軽な体を活かしてまるでチンパンジーかのようにスルスルと登ってきた。
え、そこショートカットしてくるのかよ。
そのまま勢いよくジャンプしてきて俺の隣まで３０秒もかからずきた。
今考えるとこいつが鬼は嫌すぎだ。しばらくはやりたくない。
うわぁと少し顔をしかめてしまったが相手は気付いていないよう。
「ココ、ノボル、ハジメテ。」
「そーかよ。」
「カトウ、ナニ、ミテル？」
「なんも見てねーよ。」
考え事をするために立ち止まっていたが、イチから見たら何かを眺めているように見えたらしい。
遠くで坂道を上っている集団が見えるには見えるのでそこを見たとでも思ったのか。
「ア、A。」
「は？どこに。」
「アッチ。」
指先の無い手で集団を指し示すがどれか分からん。
とりあえず本当か確かめるべくアスレチックから降りて憶村のところまで行ってみる。
なぜかイチも後ろを着いて来るが、まぁいい。
歩きながら建物に入る集団から逆走していれば見慣れた姿が見える。
顔を下に向けて見るからに元気がない。
忘れ物途中で気付いたか、腹減ってんのか知らないが先に後ろにいたイチが小走りで駆け寄った。
しかし、完全に足元に行く前でピタリッとイチが止まる。
そして何を思ったのか俺の元にまた戻ってきたのだ。
何がしたいんだ、そう思い声を掛けようとすれば先にイチが喋る。
「カトウ、ナイテル。」
「は？」
「A、イッパイ、ナイテル。」
６０話：小学生時代�キА嶌Ｆ�の運勢１」→←５８話：小学生時代�キァ屮織ぅ爛螢潺奪函�
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ビーZ(プロフ) - なめこさん» コメントありがとうございます！本編へのつなげ方は２パターンを考えているので、私自身も書き込みながらその時の状況に応じて決めた行きたいと思います。 (5月4日 3時) (
レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
なめこ - どう本編につながるのか楽しみにしてます (5月2日 22時) (レス) @page22 id: 04a092aa65 (このIDを非表示/違反報告)
ビーZ(プロフ) - あ。さん» 気付きをくれたありがたいコメントです。 (5月1日 20時) (レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
ビーZ(プロフ) - あ。さん» コメントありがとうございます。言われて「確かに…！！」となりました。言葉では出てきていてもキャラや時間軸も不明なまま進めているので、ヒロアカの設定だけ小説になってました。早めにキャラ絡みや時間軸を明確にするようにします。 (5月1日 20時) (レス) id: 2d2fb7c60c (このIDを非表示/違反報告)
あ。 - これはヒロアカではない。 (5月1日 7時) (レス) @page22 id: 686a7a1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：B太 | 作成日時：2024年1月5日 15時
