No.46 怒り ページ1
「どーもォ。ピザーラ神野店ですー」
そんなこの緊迫した空気に響く声
その声と共に訪れたものは
壁が破壊される音とヒーローの集団だった。
ス「何だぁ！」
突然の襲撃に敵連合は動揺を隠せなかった。
そんな彼らをヒーローが待ってくれるはずもなく
シ「先制必縛。ウルシ鎖牢！！」
グ「逸んなよ」
あっという間に全員が制圧された。
オ「もう逃げられんぞ敵連合…何故って！？我々が来た！」
続々と警察も進入し、あっという間に形勢逆転
危機に陥っていた爆豪と神絵は解放された。
オ「怖かったろうに…良く耐えた！ごめんな…もう大丈夫だ少年！」
爆「こっ…怖くねえよヨユーだクソッ！」
強がる爆豪。
いつも通りの様子でひとまず安心した。
しかし
シ「オールマイトさん！神絵くんの様子が！」
荼毘から解放され、シンリンカムイの木の上でぐったりとしていた神絵の様子がおかしいことに気がついた。
貴「っはぁ…っ…」
青白い顔
息切れ
尋常ではない汗
うつろな目
力が一切入っていない身体
一目で何かされたということがわかった。
オ「っ！！？貴様ら…！！」
弔「言うわけないだろ…まったく…せっかく色々こねくり回したのに…何そっちから来てくれてんだよラスボス…」
反省の色など全くなく
むしろ別のことに子供のような怒りを覚えている。
弔「黒霧、持ってこれるだけ持ってこい！！」
脳無をワープゲートで出すよう叫んだ死柄木
しかしその叫びだけが部屋に響き
オ「やはり君はまだまだ青二才だ死柄木！」
脳無はどこにも現れなかった。
オ「敵連合よ、君らは舐めすぎた。少年達の魂を。警察のたゆまぬ捜査を。そして…」
それもそのはず。
オ「我々の怒りを！！」
脳無格納庫はベストジーニストらで制圧されていた。
オ「おいたが過ぎたな。ここで終わりだ死柄木弔！！」
絶望。後がない。
まさにそんな状況
弔「こんな…あっけなく…ふざけるな…」
沸々と死柄木の中で怒りがこみ上げてきた。
オ「奴は今どこにいる、死柄木！！」
しかしそれはオールマイトも同じことで
弔「おまえが！！嫌いだ！！」
その心から出た憎しみと共に
どこからともなく制圧したはずの脳無が現れた。
それだけで済めば良かった。
爆「っだこれ…！？体が…飲まっれ…」
貴「…！？」
脳無が出現した黒い液体に敵連合
そして爆豪と神絵も飲み込まれ
オ「Nooo！！」
消えてしまった。
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うぉぉぉぉぉ！！ - 続きがとっても気になります！ 更新頑張ってください！ 応援しています！ (2020年9月27日 22時) (
レス) id: 7448d97b1b (このIDを非表示/違反報告)
アクア - とても面白いです。大好き(≧∇≦) 続き楽しみにしています。 (2020年9月12日 12時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりごま | 作成日時：2020年7月9日 16時
