zm side ･ 普通の学生はそんなことしない ページ7
そんな風に揉める2人｡出久君は可哀想だと思うけど､止めれるほどの勇気(コミュ力)は俺にはないんでな…ごめんな…
──────────
そんな騒動があったが､今日も授業を終え､帰ろうとすると､教科書がなぜか無いことに気づいた｡探していると､カツキ君と出久君がもめてる様子が見えた｡またやってるんかよあいつら｡俺いんのに堂々といじめをすな｡
爆「─────トップヒーローは大抵､学生時代から逸話を残している。俺はこの平凡な市立中学から初めて､雄英進学者っつう箔をつけてぇのさ。」
「まぁ完璧主義者なわけよ｡」
「つうわけで一応さ、雄英受けるなナードくん！」
「まぁ?そんなにヒーローになりたいならいい方法あるぜ!
───来世は個性が宿ると信じて屋上からワンチャンダイブ!」
ちょっとあまりにも酷すぎるので注意しておこう｡
『か､カツキ君､それはもう 自 殺 教唆やで…………あ､教科書あった｡』
良かった〜失くしたかと思ったわ〜流石に雄英､偏差値高いから勉強せなあかんからな〜
爆「あぁﾞ? 希､お前も文句つけるんかぁ?」
『もし､それで､出久君がほんまに飛び降りたら──────』
言葉を途中で紡ぐのをやめる｡窓から見えた､男子にしては長い髪､茶髪｡見慣れた豚のヘアピン｡あれは…あれは………!
『は…?シャオロン!?』
反射的に身体が動く､都合よく開いている窓に飛び乗り､窓枠に足をかけて飛び出す｡
緑「希君!!?」
爆「希!?? 何してんだよ!!」
お前ら､心配せんでも､3階から飛び降りても人は死なんし(個人の感想です)､俺はそんくらいなら余裕で無傷やしな…
『シャ､シャ､シャオロン────ッ!!』
軽やかに着地してシャオロンの元に駆け寄る｡
『シャオロン! 久しぶりやな!』
見た目はやっぱりみんな転生しても変わらないんやな!……ほんと､仲間もこっち来てるってわかって安心したわ…
sha「……ゾム､お前何してんねん…」
明らかに3階から飛び降りたことに対して引かれてんな…シャオロンも3階から飛び降りくらい余裕やろ…
『いやぁ､シャオロンが見えたから反射で3階から飛び降りてもうたわw』
sha「普通の学生は､3階から飛び降りて軽やかに着地しないんよ…」
『あっ､』
やばい､ガッツリあの場面カツキ君たちに見られてんな…
Q効率的に3階に上がるには?→←zm side ･ 高校3年な脅威
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なべる(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！ とても嬉しい言葉､ありがとうございます…更新頑張ります！ (12月27日 18時) (
レス) id: 41846b4a21 (このIDを非表示/違反報告)
あ - めっちゃ面白いです…！更新待ってます、頑張ってください！ (12月27日 9時) (レス) id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむはむパラダイス | 作成日時：2023年10月16日 18時
