��どうしようか�� ページ6
スタッフに放送の指示したあと、皆と一度合流する為に来た道を戻る
聞こえる"音"は逃さない様にサポートアイテムのヘッドホンを急いで付けてフードを被る
生憎コスチュームは持って来ていないが、サポートアイテムに血液パックは常に持ち歩いている
「(距離30、！時間が無い！)」
「A！」
廊下を走っているとコスチューム姿のパパと優悟を連れた皆が向かいから走って来ていた
「現在距離25、避難は開始しているが、このままだと」
「上空だと言ったな！」
「この真上！多分もう普通の人でも目視できる！」
「分かった！」と言うとパパは廊下の窓を開けて飛び出して行った
脳無はパパに任せて、私は私の仕事をしよう
「さあ、私たちは早く避難をしよう」
エレベーターは上階にいる客を優先して下ろさせ、走れる者は階段、あと下の階は窓からの避難用滑り台を活用し早急に避難を誘導していく
「くそ、人が多過ぎる！」
「A姉さん、俺は」
「焦凍は一時避難優先！脳無が一体だけとは限らない！」
「分かった」
卒業後、パパの事務所に入った焦凍にも避難誘導を手伝ってもらい、上階からでも下ろせる様に氷の階段を作ってもらう
「非常階段もいっぱいです！足腰丈夫な人はきちんと手すりを持ってここから降りて下さい！大丈夫、ヒーローが来ています、安心して下さい！！」
「ねぇこの声、ラミアじゃない？」
「えっ、うそ！ほんとだ！」
声で私だとバレてしまったが、そんな事を気にしている余裕はない
バレたならバレたで、それを有効活用するまでだ
「私はヒーローラミア、現在エンデヴァーが上空にて脳無の対処に当たっています！皆さんは迅速かつ安全に避難することだけを考えて下さい！」
私の言葉に少しは安心したのか、先程より落ち着いた足取りで客達は避難していく
「さあ、ママたちも急いで！」
この階の最後の一人の客を見送った所で、私に付いていたママたちに声をかける
優悟を夏くんから預かり、焦凍に先導させて非常階段を降りていく
すると嫌な音が真横から聞こえた
「っ！冬美！！」
私の前を走る冬美の背を咄嗟に押して抱えた優悟を守る様に抱きかかえる
「A姉さん！」
その瞬間ドゴォン！！と凄まじい音を立てて、冬美と私の間から脳無が飛び出してきた
さて��どうしようか��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 601人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
砂時計(プロフ) - コメント失礼します。この度は完結おめでとうございます！！！作成された当初から雰囲気が好みでずっと読んでおりました！！家族の愛がここまで素敵なものなんだと見せて下さりありがとうございますっ。短編集も楽しみにしております。お体にはお気をつけください！！ (2020年8月6日 20時) (
レス) id: 47df7c7bae (このIDを非表示/違反報告)
珠菜(プロフ) - 完結おめでとうございます！この小説大好きだったので寂しいです…せっかくなので短編集のリクエストをさせてください。前に行った遊園地のお話を家族3人でリベンジして欲しいです！家族のほのぼのみたいな…どうか体調に気をつけて、頑張ってください！応援してます！ (2020年8月6日 19時) (レス) id: 93515d92f9 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - すみた先生さん» お返事がかなり遅れてしまいましたが、無事完結することが出来ました！温かいお言葉が大変励みになりました！良ければまた覗きに来て下さい(^ ^)本当にありがとうございました！ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - もちさん» お返事がかなり遅れましたが、無事完結することが出来ました。本当に温かいお言葉が励みになりました。本当にありがとうございます！ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - 青春を返せさん» お返事がかなり遅れましたが、無事完結することが出来ました(T_T)温かいお言葉をかけて下さって本当にありがとうございました！！ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とらお | 作成日時：2020年2月17日 21時
