��かみさま�� ページ39
「まぁ、というわけで、実は焦凍のもう一人の姉です！よろしくな」
「まさかラミアが轟くんのお姉さんだったなんて！」
「書類上は違ぇけどな！一応機密事項だから君らの心に閉まっておいてくれ！」
「僕、ラミアとお会いしたら聞きたいことが沢山あったんです！」
「なんでも聞いていいよ、緑谷！」
爆豪と違って緑谷は素直で可愛いタイプだ
ご飯を食べながら私の説明を焦凍がしてくれ、私の正体がラミアだと知った緑谷は凄い勢いで質問してきた
「んー、ほれはねぇ」
「こらA口に物入れたまま喋らないの」
「んー！」
そんなことを言っていると、突然またつわりが襲ってきた
「っ！ごめ、冬美」
「えっ、ついていこうか？」
「だい、じょぶ、みんなとご飯食べてて」
「でもっ」
「ごめんねぇちょっと私抜けるから、ゆっくりしてってね！」
そう言って居間を抜けトイレへ駆け込む
そんなにつわりはキツい方ではないのだが、たまにこうしてご飯を食べている時にきてしまう
所謂��食べづわり��というやつだ
「うっ、おえっ·····」
「姉さん、大丈夫？」
背後に現れ背中をさすってくれているのは夏くんだ
私が和ませていた雰囲気の中、私が居なくなったから均衡が崩れたんだろう
気まずそうな顔してる
「うっ、夏くんありがとね」
「ううん、平気、姉さんこそ無理しないでよ」
「ただのつわりだよ、しばらくすれば落ち着く」
「·····姉さんはさ、なんであいつと仲良く出来るわけ」
あいつ、とはパパの事だろう
夏くんは燈矢くんと仲が良かったからなぁ
燈矢くんと私は、多分相容れない存在だった
だからあまり関わりは無かったけど、私は兄弟だと思っている
「私にとってはさ、パパは神様なんだよ」
「は？神？」
「アハハっ、冗談とかじゃなくて、本当に、私を暗闇から引っ張り上げてくれて、唯一私に居場所をくれて家族をくれてここまで育ててくれた、だから神様」
「それは、ヒーローのエンデヴァーとしてだろ」
「同じだよ、ヒーローって取り繕っててもその人の本性って出るもんなんだよ、一概にヒーローって一括りにしても、千差万別」
だから実際、事件解決数はトップでも、民間人からの支持率は4位
そこには今まで世間が見てきた"エンデヴァー"という存在が表れている
「だからずっと私の��かみさま��はパパなの」
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ショートケーキの赤いヤツ - ホークスの小説ってまだまだ少ないですよね！私も今投稿しているのですがなかなか増えなくて…（汗）こんなに素敵な作品を作っているとらおさんはとても凄い人だと思います！自分のペースで頑張ってください！応援しています！ (2021年6月27日 12時) (
レス) id: b184c00ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ(プロフ) - 初コメです！たまたまとらおさんの作品一覧を見て全部ホークスの話を読んでいたのに築いてびっくりしました！ホークスの作品がなかなか少ないと感じるのでこれからも書いていただけると嬉しいです。更新頑張ってください（＾ω＾） (2020年4月19日 23時) (レス) id: 93cd0ce6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ(プロフ) - 初コメです！たまたまとらおさんの作品一覧を見て全部ホークスの話を読んでいたのに築いてびっくりしました！ホークスの作品がなかなか少ないと感じるのでこれからも書いていただけると嬉しいです。更新頑張ってください（＾ω＾） (2020年4月19日 23時) (レス) id: 93cd0ce6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱうる(プロフ) - いつも楽しみに見てます！これからどうなるのか更新されるたびにドキドキで見てます！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年2月16日 13時) (レス) id: 1ae786e7c7 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - ユリさん» 面白いって言って頂けて嬉しいです！更新頑張ります！ありがとうございます！ (2020年2月13日 16時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらお | 作成日時：2020年2月5日 14時
