雷鳴2 ページ4
「キキョウさん、素敵だったなぁ〜」
「それは人の事務所で手寛いでまで呟くことか？」
先日、華々しいデビューを飾ったマウントレディは茶色いソファーに座りながらティーカップ片手に呟く
それに反応したのはそのソファーの持ち主であるシンリンカムイだった
「だって〜クールビューティーっていうんですか〜？身長とか私より(物理的に)小さいのに、なんか立ち姿とか凛としてておっきく見えて〜、かっこよくないですか〜？」
「まあそうだな、キキョウは強い人だ、速すぎる男とまではいかないが、現着もその後の鎮圧も素早いし勉強する事は沢山ある」
「そうなんですよ〜！！私、キキョウさんがインターンしてる時から目にしてて、女としては憧れですよね〜！！って、あっ！噂をすればキキョウさんだ！」
付けっぱなしにしていたテレビから流れるニュースに先程から口にしていた人が写り、意識はそちらに持っていかれる
『只今、キキョウが到着しました！事件発生から1分足らずでの登場！そして即座に鎮圧！敵は今キキョウによって鎮圧されました！！』
興奮するアナウンサーの言葉を聞きながらマウントレディは手に持ったままのカップに口をつける
「ほんっとすごい人ですね〜、他のヒーローがわたわたしてるのに1人で突っ込んで即時解決、流石ですよ」
「そう言えばお前、キキョウより1つ歳上じゃなかったか？」
「それは言わない約束です！！」
「キキョウ、お疲れ様でした！」
「いやいやなんの、すぐそこパトロールしてたんでたまたまだよ」
「しかし一撃っすよ！これなら速すぎる男にも匹敵するんじゃないっすか！」
名前すら覚えていない現場に居合わせたそのヒーローの口から出た、ある人物を連想させる言葉に少しばかり彼女の顔が引き攣る
「さぁ、どうだろうね」
あいつ、苦手なんだよなぁと心の中で零してそのヒーローに後処理を任せその場を経つ
『へぇ、俺の他にも上位に食い込む新人がいるんだ』
昔、デビューしたての頃に言われた台詞
自信満々の態度にそのにやけた面
「今思い出しただけでも、ぶん殴りたくなんなぁ」
あの紅を忘れる為に頭を振っていつものパトロールルートに戻るため、彼女は足に電磁波を纏わせ飛び立った
その後、その苦手な男からの着信で携帯が鳴るとも知らず
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ショートケーキの赤いヤツ - 占ツクでホークスの夢小説を読んでいくうちに推しになりました！とらおさんの作品は素晴らしいものばかりです！更新頑張って下さい！ (2021年7月1日 21時) (
レス) id: 0727e3cb02 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - 理央さん» うわー！ありがとうございます！！博多弁難しいです！！博多弁なんですね！？羨ましい！！！映画最高でしたね、ｳｯ、ホークスには是非幸せになってもらいたいです。幸せにしますね、、、ぐずっ、、、 (2020年1月27日 8時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
博多の塩 - サイドキックナイス (2020年1月17日 21時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
理央(プロフ) - 博多弁は少し違和感を感じるくらいなので気にしないでいいと思いますよ！ (2020年1月17日 0時) (レス) id: 36a911705d (このIDを非表示/違反報告)
理央(プロフ) - 映画見てすごくホークスが好きになってほんとにすごいタイプです！(この)関西の方からしたら博多弁は難しいと思うけど頑張ってください！ちなみに私はバリバリの博多弁ですw (2020年1月17日 0時) (レス) id: 36a911705d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらお | 作成日時：2019年12月29日 21時
