個性が宿ると信じて。【爆豪勝己】 (ページ6)

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破壊と回生。ページ6

夢主side

『え、看護師さん……？え？』

分からなかった。
抱き締め返しただけなのに。
看護師さんは血を流すことも無く消えた。

『あああああああああ！！！！！！！』

私は床に落ちた看護師さんの服を抱きしめた。
だが、それも消えた。

『いやあああああ！！！！！！！！やだなんで消えるの？！私の個性はこんなのじゃない！！！！！やだ！！！！』

先生「お、落ち着いて！！！！」

先生は私を落ち着かせる。

お願い、帰ってきて看護師さん。
そう願っていた矢先。

看護師「……え？」

看護師さんは目の前に姿を現した。
私も先生も驚きを隠せないでいる。

看護師「死操さんどうしたの？泣きそうな顔して。」

心配そうに看護師さんは私を見つめる。

『私が、看護師さんに触れたら、看護師さん消えたのっ。』

看護師「……先生……」

先生「……死操さん、もしかしたら体に異変が起きているかもしれない。調べてみましょうか。」

看護師さんと先生は目配せをしてから私にそう言った。

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