個性が宿ると信じて。【爆豪勝己】 (ページ4)

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馬鹿かよ。ページ4

爆豪side

朝、テレビをつけながら飯を食らっていた。

「次のニュースです。折寺中学校の女子生徒が校舎内で倒れていたところ、教師が発見し通報したとのことです。」

俺の学校？

自分の学校ということもあり、思わずテレビに目を向けた。

「死操Aさん、15歳。周りには酷く血痕が残っていましたが、彼女は無傷だったそうです。」

死操……。
俺は耳を疑った。

爆豪「……俺が、言ったから……。」

゛来世は個性が宿ると信じて、屋上からのワンチャンダイブ！！！゛

゛そう、だね。゛

そう言った俺にあいつは愛想笑いを浮かべていた。
冗談としか受け取っていないと俺は思っていた。
本気で死のうとしてたのか、アイツは。

「ヴィランの仕業でしょうか。現在、警察及びプロヒーローが調査にあたっている模様です。」

‎

その後、卒業まで死操が現れることはなかった。
目覚めることもなかったそうだ。

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