127話 もっと素直に・・・ 切島side ページ30
―1階―
はぁ・・・俺は何やってんだ
名前が俺の部屋にいるだけでドキドキするっつーかなんていうか
誰にも邪魔されずに名前と一緒に居れるなんて滅多にねぇからな
飲み物を買って部屋に戻ろうとしたとき、爆豪が話しかけてきた。
爆豪「何企んでるか知らねぇけど、あんま調子にのんじゃねぇぞ」
切島「何言ってんだ爆豪?言ってる意味がわからねえよ」
爆豪「・・・まあいい、言いてぇ事はそれだけだ」
切島「ははっ、爆豪も冗談言ったりするんだな!!んじゃ、俺急いでるから」
俺は急いでその場を離れた。
何も企んでないと言ったら嘘になる
他の奴より、もう少し話したい・・・もう少し一緒にいたいと思うのは悪いことなのか?
―切島ルーム―
切島「名前〜遅れて悪ぃ・・・ってそれは!?///」
『勝手に見ちゃってごめん』
俺は名前の横に腰を下ろした。
切島「中学の時のアルバムなんて見ても面白くねぇぞ」
『・・・これ鋭児郎だよな?』
切島「・・・っ」
高校デビュー・・・って思われたよな・・・
引かれたか?
『初々しいっていうかなんていうか可愛いな』
切島「はっ!?///可愛くねぇよ!!」
『ん〜・・・こっちも良いけど今の方が似合ってるしかっこいい』ニコッ
そう言うと、名前は俺の髪に触れた。
切島「っ!?///」
は?・・・かっこいいのはそっちだろ!!//
俺から触れることはあっても名前からってあんまないもんな
それに今日撫でてくれたのも嬉しかったし・・・瀬呂には感謝しねぇと
俺が皆みたいにもっと甘えられるやつならよかったのに・・・
『どうした?もしかして髪に触られるの嫌だった!?』
切島「いや、違っ//」
『セットしてるもんな・・・ごめん』
俺は咄嗟に名前の腕を掴んだ。
切島「嫌・・・じゃねぇよ//」
『・・・?』
男らしくなれ俺!!
素直にならねぇと名前に伝わらねぇだろ!!
切島「俺さ・・・甘えるとかできるタイプじゃねぇから・・・その、なんつーか・・・///」
『鋭児郎は甘え下手なんだな』
切島「えっ//」
『甘え下手には慣れてるからさ・・・気にせず甘えておいで』ニッ
切島「・・・っ/// やる気・・・出てきたから勉強再開しようぜ//」
『よし、もうちょっと頑張ろっか』
嬉しさから、その後の勉強は集中してうけることができた。
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ルーナ(プロフ) - とても面白いです!男主で愛されが大好きです!続きがが気になります!更新待ってます!頑張ってください!! (11月5日 0時) (レス) id: 02f6ea63a3 (このIDを非表示/違反報告)
れーめん(プロフ) - ミルクっちさん» 不定期更新ですが、まだ読んでくれている方がいることに感動です(TT) ありがとうございます! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 5e8db42950 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクっち - 続きとても気になります!更新待ってます(^-^)v (2020年3月24日 21時) (レス) id: 5899dfbe8c (このIDを非表示/違反報告)
36HR - とても面白かったです!更新頑張ってください!応援しています! (2019年12月3日 0時) (レス) id: d9d37c1fd4 (このIDを非表示/違反報告)
れーめん(プロフ) - 半分ニートガールさん» 初コメありがとうございます(TT) もっともっとモテさせていこうと思ってます!!読んでくださる方がいるだけで頑張れます!!ありがとうございます!!!!! (2019年5月18日 12時) (レス) id: dc7a4f1ac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーめん | 作成日時:2019年5月15日 18時