【ヒロアカ】幼馴染は大変です３【男主】

１１１話 寝不足らしい ページ14

バスが寮に着く頃には外は真っ暗になっていた



『勝己〜着いたよ』



爆豪｢ん･･･｣



『爆睡してたね･･･寝不足なの？』



爆豪｢･･･ちょっと･･･な｣




寝付きのいい勝己が寝不足なんて珍しいな




切島｢おっ!!爆豪起きたか!!｣



爆豪｢うるせぇな･･･声でけぇんだよ!!｣



上鳴｢お前も声でかいけどな!!まあいいや･･･中に入ろうぜ｣



爆豪｢･･･名前あんがとな｣ﾎﾞｿｯ



『どういたしまして』ﾆｯ




すると勝己は寮へ入っていった




轟｢名前､俺達も行こう｣



『そうだな､戻って食堂行こうか』



轟｢･･･あぁ!!｣




―共有スペース―



寮へ戻り夕飯を食べてお風呂も入り共同スペースでくつろいでいた



緑谷｢･･･｣



『引子さんにメールしてんの？』



緑谷｢う､うん!!まあね!!｣



『泣いて喜んでくれそうだね』



緑谷｢ははっ･･･かもね｣



爆豪｢おい！｣



緑谷｢!?｣ﾋﾞｸｯ



爆豪｢後で表出ろ･･･てめェの"個性"の話だ･･･｣ﾎﾞｿｯ



『･･･出久どうした？』



緑谷｢･･･ううん､なんでもないよ!!｣




出久の様子はどこかおかしかった

どこか上の空というか･･･



それから少しして皆は部屋へ戻って行った



_______________
―部屋―



『･･････はぁ』



ダメだ･･･全然眠れない

疲れてるはずなのに･･･




『仕方ない･･･』



ベッドで目をつぶっても眠れないのでベランダに出ることにした




―ベランダ―



風が気持ちいいな〜



勝己はもう寝てるかな？


そういえば､寝不足って言ってたっけ




悩みでもあるのかな･･･



話聞くくらいは出来るし･･･明日勝己に聞いてみるか!!




『よし､そろそろ寝よ』



BOOOOM！！




『･･･え!?』



遠くの方から爆発音が聞こえてきた



まさか敵か!?でもあの爆発って･･･

俺は直ぐに部屋を飛び出した




寮を出ると､そこでとある人に呼び止められた



_______________
―グラウンドβ―


爆豪｢ハァッ･･･ハッ･･･｣



緑谷｢ゲホッ･･･ガハッ･･･｣



爆豪｢俺の勝ちだ･･･オールマイトの力･･･そんな力ァ持ってても自分のモンにしても･･･俺に敗けてんじゃねえか 何で敗けとんだ｣



緑谷｢ゲホッ･･･ハァ･･･！｣



『二人共やめろ･･･そこまでにしておけ』



ｵｰﾙﾏｲﾄ｢悪いが･･･聞かせてもらったよ｣

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