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緑谷出久*刻 ページ5
*緑谷side*
夢を見た。
“出久君、好きだよ”
“あ、ありがとう…でもごめんね
そういうの、ちょっと分からなくて…”
“ううん、分かってたから”
小学生の頃、君と神社で遊んでいた時の夢。
君の大好きな桜が舞っていた。
その後も仲違いになる事はなく、雄英も一緒に合格した。
だけど、雄英入ってすぐの事。
君から相談を受けた。
“あのね、出久君
私…相澤先生が好きなの…”
中学に入る頃に自分の気持ちを理解していた僕は絶望を感じた。
それと同時に素直になれなかった幼い頃の自分を殴ってしまいたい程に恨んだ。
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作者名：†虹猫† | 作成日時：2016年10月30日 4時
