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*相澤side*
高3の時に幼馴染と約束をした。
“消太、勝負しよう！”
“なんだ、唐突に…”
“あのね、漫画でやってたの！
相手を好きになったら負けなの！”
最初はくだらないと思った。
どうせ高校を出たら話す事は疎か、会う事すら難しいのに。
だけど、それなら別に良いじゃないかと思ってこう言った。
“…負けたら？”
“えっ…んと、相棒になる、とか？”
どうやら罰ゲームは考えていなかったらしく
勝っても負けても大して関係ない事を提案してきた。
“負ける気がしねぇ…”
“私の勝ちだよ！”
アイツ凄い自信だったよな…。
“嘘はなしだからな”
“もちろん！”
そんなこんなで卒業。
やっぱりアイツとは、なかなか会う事はなかった。
そのまま俺は雄英高校で教師に。
教師になるまでの間。
“アイツは今どうしてんだろうな”
そう考える事も少なくなかった。
だけど雄英に来て、そう考える事はなくなった。
何故なら、アイツに…。
Aに再会したからだ＿＿＿＿。
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作者名：†虹猫† | 作成日時：2016年10月30日 4時
